アメリカンテニス 激闘サマーシングルス 良くはなってるけど

今年、何回目か忘れたけど、多分3回目くらいじゃなかったかな。前回の同じ大会で最後の試合の最後の数ポイントでやっと手応えを感じて、それを元に練習した。昨日の練習でも調子良かった。やっとまともな試合ができるんじゃないのかという淡い期待。しかし、敵は自分だけじゃなかった。午前中雨が降ってたのに、現地に着いたらすっかり晴れて猛暑。まあ、睡眠は十分取ったから大丈夫だと思うけど。前の会社の人にもらったウィンブルドン土産のリストバンドで勝負だ。

 

リーグ第1試合
トスに勝ってレシーブ。体力使いそうだからサーブは後だ。6-0で勝ち。ほとんどラリー無かった。相手の調子が上がらないまま終わった。一応、手応えはあった。サーブも調子良くて、久々に強いファーストサーブが打てた。ダブルフォールトは1本ですんだ。ストロークはあまり打ってなかったからいまいち調子わかんないけど、自分から調子を崩すことなく追われた。

 

リーグ第2試合
前回0で負けた相手。さい先良くブレークしてG1-0とリード。しかし、次のサーブで3連続ダブルフォールト。・・・。なんで・・・。それでも、大崩れしない自信があったので余裕でいたが、実際にはストロークでミスりまくってG1-4。あらら。なんでかなー。感じは昨日と変わらんのだけど、やっぱり相手のボールの質によって微妙に変えないといかんのかな。

途中で方針転換。とりあえずストロークでミスをしないように慎重に打つ。ストレスたまる。本当は打てるのに余力を残してスイングしないといかん。しかし、ミスが減って流れが変わってきた。2ゲーム取り返す。しかし、サーブが復調しない。ダブって1ゲームと取られて後が無くなった。またブレークしてG4-5で俺のサーブ。しかし、サーブは復調しなかった。やっぱりダブルフォールトした。そして、最後、いい感じて打った高い打点のフォアはわずかにサイドアウト。ラインが見えんのだよ、ラインが。G4-6で負け。それにしても暑い。1試合目はインドアだったけど、この試合はアウト。もうたまらん。エアーサロンパス全身に浴びて何とかしのいだが、限度というもんがある。

 

負けたか-。あかんのー。一緒やのー。しかし、途中で持ち直したのは進歩だ。サーブだなー、サーブ。1試合目調子良かったファーストは全く。勝ってるときは調子いいけど、負けてるときはだめという、だめプレーヤーから抜け出せん。ファーストがだめになるとセカンドまでだめになるというだめっぷり。情けないのー。打ち方が変わってしまうんよな。自分で自分のフォームがわかってないから修正できん。クラブハウスに置いているテニス雑誌を見る。サーブの特集。んー、球種によってフォームを変えるのじゃなく、同じフォームでスピンの量や質を調整しろという内容で、異なる2誌で同じ内容。まあ、そうだけど、俺のスピンサーブは威力無いしな。打ち方もいまいちよくわからん。威力はともかく入ってくれたら自信持ってファースト打てるけど、負けてるときにセカンドで入らないし。はー。

 

トーナメント1回戦
ここからタイブレークの1セットマッチ。あっという間に終わる。なんか、同じリーグの人が途中でいなくなって、1試合少なくなってしまった。やりたかったのに・・・。4人リーグの2位ということになって、別リーグの多分3位の人と対戦。最初、相手が簡単にミスをして快調にリード。ところが、6-2からぽんぽんとミスをしてしまい、6-5なる。実は、この試合の前にコーチとエキシビジョンで1ゲームだけやった。さっくり負けたけど、その時に「力の入り過ぎ」と言われていたのが気になっていた。力の入りすぎ・・・。しかし、難しいのは力を抜いても全くコントロールが効かず、それはそれで打ち方が違うことだ。当てただけではノースピン。良い力加減がわからん。

それでリードは1ポイント。いかん。後1ポイントで追いつかれてノーアドだ。相手のサーブ。意を決して、ラケットを振り抜いた。見事に相手コートに突き刺さり、相手のラケットを弾いた。7-5買った。と、思ったら1セットじゃなく、3セットとのこと。おかしいなー、コーチに試合前に確認したんだけど。

やばいぞ。1セットと思ったのが3セットだったという気持ちの問題以上に、俺のストロークがやばい。予想どおりミスが重なり、2セット目は相手に取られる。3セット目も相手優勢だ。と言うか、俺がミスってるだけなんだけど、全てミスってるわけではない。良いボールもある。しかし、同じくらいミスする。サーブは安定している。ファーストからスピンサーブで行く。しかし、その分、相手のレシーブミスはない。後は入るかはいらないか5分5分の俺のストローク。取るか、ミスるか。

相手のマッチポイント。しかし、追いついた。6-6で俺のサーブ。この1本で決まる。やや、心持ち強めに打ったスピンサーブ。相手のスライスのレシーブはコントロールをミスってサイドアウト。ラッキー。ラッキー以上、何も無い。2-1で勝った。

 

トーナメント準決勝
ほとんど間をおかずに次の試合。あっという間に終わるはずのタイブレークマッチだが、予想以上に疲れる。休憩無しにやり続ける上、3回もタイブレークやったわけだから、それもしょうがないかもしれん。
相変わらず威力のないサーブと、5分5分ストロークで一進一退。暑さと疲労で集中力の切れている俺。考えることができないので、体が勝手に打ってくれなければ入らない。第1セットは取られる。

ここらへんから、疲労が限界。もう、余計なことはできない。それが逆に良かったのか、余分な力が抜け、体全体で打てるようになってきた。フォアが良く決まりだしリード。最後は相手の返すだけとなった浅いボールをネット際でたたき込み、セットカウントは1-1。

しかし・・・・、限界。もう限界。最後の1球で果てた。足が動かん。スライスのフォアがライン際に。入ったと思ったがアウトと言われ、ここでほぼ切れた。もう、体が勝手に打ってくれる状況にもならず、かといって考えて調整もできず、1-5でチェンジサイド。最後の最後に意地でフォアをダウン・ザ・ラインにたたき込んだが、追いつくことなく負け。

 

死んだ。試合直後に簡易プールにためてあった地下水を被り、上半身裸でしばらく呆然。夕方の4時というのに全然暑さが緩まない。1時間、何もできなかった。

こんなに疲れたのは暑さだけのせいではない。相変わらずのミスの多さで、自分で試合を混乱に落とし込んでいる。それでも、前よりかなりましになった。いつもなら全試合0か1で負けてておかしくない。それが5分にまで持ってこれるようになった。もちろん、まだまだ改善しないといけないし、その余地はある。ただ、ミスするときとしないときの違いがわからない。同じ打ち方をしたつもりなのに、ホームランになるときがある。1球打つのに入るかはいらないか気を遣っているので、かなり疲れる。ボールをしっかり押せる打ち方を思い出しつつあるけど、相手のボールによって微妙に調整しないと入らない。んー、もう一つ、何か掴めれば完全に立ち直れると思うんだけど。

サーブも調子を崩す原因。急に入らなくなるあたり、ちゃんとしたフォームが理解できてない気がする。タイブレークマッチでは安定してたけど、あれがセカンドで打てる自信がない。ファーストだから安定して打てたけど、セカンドでは打てない。同じフォームでファーストではもう少し強打できるようにするか。でも、軟式で打ってたフォームも捨てきれない・・・。