水槽非常事態

  朝、ベタの水槽を見る。やっぱりベタは底でじっとしている。顔を近づけるとぱたぱたヒレを動かして泳ぎ出すんだけど、しばらくするとまたじっとしてる。あー、なんなんだろうか?オトシンクルスは・・・、いたいた・・・。おかしい・・・、昨日と場所が変わってない・・・。

 

  死んでいる!!

 

  なんてこった・・・・。2匹とも死んでいる。へこむ俺。隣でうんけいとまるてるがプリンの取り合いをしている。うんけいがまるてるを蹴飛ばした。うるさくてむかついて、うんけいの頭をグーで思いっきり殴り倒す。

 

  一体、この水槽で何が起こってるんだ・・・。一番疑ってた水草を取り出す。少し元気になった気がする。まさか、そんなすぐに変わるか?会社に行くけど、気になってしょうがない。奥さんはまるてるの健康診断で休みを取っている。メールで様子を聞くと、やはり、元気なくじっとしてるらしい。水が怪しい。病気の時は水替えはあまりしない方がいいけど、水が病原菌にやられてるようなら意味がまた違う。石巻貝オトシンクルスが同時期に死んだことを考えると、個体の問題ではなく、環境だろう。

 

  奥さんから連絡があって、いよいよ元気がなくなってきたとのことで、もう何もしないよりましと思い、もう一個のケースに新しい水とウォーターサプリを入れて、そこにベタを移してもらった。水全換えになるが、病気水よりましだろう。

 

  会社の帰り、コーナンのペットショップによって、店員さんに聞いてみた。病気なら薬を使うことを考えないといけないけど、外見上の異常が見当たらない。何の病気か特定しないとどの薬を使えばいいのかわからない。

 

  それより、問題なのは水温とのこと。日中の水温は25℃くらいあるが、夜になると結構冷えるので、もうこの時期はヒーターを入れるべきとのこと。オトシンクルスも水温の低下には弱いらしい。んー、そうなのかなー?水温が高いときは元気に泳いでくれても良さそうなもんだけど。

 

  とりあえず、ベタ用のウォーターサプリを買って帰る。事前に、奥さんに移してもらったベタは元気はないままだけど、生きている。生き残った2匹の石巻貝も移し替え、疑惑の水槽は水を全部捨てて、水道水で中に入れてたヒーターやフィルターも洗った。一度天日干しにして消毒してから水を入れ直す。それまではベタたちは仮のケースで過ごしてもらう。水温低下が心配なので、外国産カブトムシに使ってたヒーター「ぴたり適温くん」をケースの下に置いた。

 

  絶対にこれ以上死なせない。