飛ばないストリング

  硬式の高反発なボールに苦しむこと5年。大会に出てもミス連発する状況が変わらず、また道具を変えることにした。

 

  今まで使ってたストリングはナイロン。ま、一番普及している普通のやつ。最初は硬いのを使ってたけど、軟式の感触に近づけようと思って、マルチフィラメントのタイプをここ最近ずっと使っていた。フォームやグリップを常に修正し続けてきても、決定的に改善せず、8割の力も出せずにスイングする状況。

 

  そこで、ポリエステルのストリングを試してみることにした。打球感は非常に硬く、インパクトの衝撃が強いので肘や手首への負担が大きい。張って1~2週間くらいでテンションが急激に下がってしまう。耐久性が高いので、ナイロンですぐ切れるようなハードヒッター無けと言うのが特徴。プロ選手がよく使ってるとのことだけど、性能的なメリットがなんなのかよくわからない。俺の場合、「飛ばない」のが最大の魅力。

 

  店で選んだのはルキシロンのアルパワー125。スピンがかけやすいように断面が5角形のタイプもあったけど、とりあえずは標準的なタイプから始めることにした。店の人からは「板で打つみたいな感じになる」と言われた。そんなに違うのだろうか。

 

  実際に打ってみたところ、全く問題なし。確かに打ったときは硬い感触。でも、前のように頼みもして無いのに「パイン」と勝手に弾いて飛ばしてしまう感は減った。53ポンドで張ったけど、もっと強く張ってもいいくらい。ボールのスピードも落ちたという感じはしない。奥さん相手の練習だったので、試合のように真剣にスイングすることが少なかった。本気試合でどうなるかはまだわからない。テンションが急に落ちるとのことなので、今後どうなるかも注意かな。