どんどん短くなるライン

  3連休初日の朝。先週に引き続き、調子に乗って第十堰へ。長引く梅雨のせいでこの週末も雨の恩恵を受けることができる。前回、釣り人が多かったので、場所取りの意味も込めて、午前2時起きで現場へ。気合いが入ってるな、我ながら。

 

  誰もいない。堰からはゴーゴー音を立てる水の音。今日も条件いいぞ。と、思ってルアー投げてみると、あれ?思ったほど流れがない。結構勢いよく堰を水が越えてる気がするんだけど・・・・。(暗くて実際には見えてない)。  水はすごく濁っている。足場の良い所を見つけて、ルアー投げて、一休みしての繰り返し。ここでは俗に言うラン&ガンするには厳しい足場。同じ場所で手を変え、休んで・・・。

 

  全く反応無いまま時間が過ぎていく。何かが水面で跳ねる音が時々するけど、何物が俺にはわからん。時間が過ぎ、ぼちぼち明るくなる頃かな・・・。まだ暗いうちにもう一度大きめのルアーを見せて誘ってみようか。レイジー115Sのレインボーチャートをセット。この暗闇と泥水状態でルアーの色は意味があるのだろうか・・・。

 

  がっ!!

 

  うぉっと!!突然のアタック!!ぐりぐり寄せて来るも、なかなかの抵抗有り。目の前のブロックをよけて足下まで寄せてくると・・・・、白い腹が・・・。シーバス、腹にスレ掛かり・・・。テールフック1本だけかかっている。サイズは大したことない。このまま取り込んでやれ。ラインを持って引っ張るけど、元気でお暴れまくってる。一度足下のブロックに引き上げ、両手で押さえた。しかし、そこで一暴れされ、抑えきれずにドボン。

 

  ・・・。やはり、この手にしないことには釣った気分にならんな・・。小さいと思ってたけど、50cmくらいあったかな?銀色の綺麗な魚体だった。面倒がらずタモ使えばよかったなー。まあ、しかし、これから朝マズメだ。シーバスがいるのもわかったし、まだまだこれからだ!!

 

 

  ぼつぼつ、人が増えてきた。明るくなって辺りも段々見えてきた。ここでルアーをトップのTDソルトペンシル11Fに変える。上流から下流へと一探り。反応無し。新しく買った9Fのイナッコカラーに交換。同じように探る。反応無し。あかん。その後狙いを中層に変えてX-RAP、まめさん、サルベージ、シリテンバイブとかで探るけど反応無し・・・。

 

  その間、たびたびライントラブルに見舞われる。なぜか、キャストした瞬間、「バララ」という音を立ててラインが出て行く。巻いてくると、ヨレヨレにヨレて絡まったPEラインが戻ってくる・・・。なんでじゃ・・・。上流に投げて、ルアーを流し気味にして、下流から巻き戻す。そんな探り方をし始めるとライントラブルが多発する。多分、ルアーが上流側にある時のラインテンションが緩い状態なのが原因と思うが・・。巻くときは一応テンションを感じてるはずなんだけど、緩い状態→下流に来てから強いテンション状態 の順でラインを巻くのがまずいのか。スプールの表面の強いテンションのラインが投げるときに下側にある緩いテンションのラインを落し出してしまうのか・・。

 

↓あー、むかつく。

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  何にせよ、ラインがどんどん短くなっていく。絡みを無理矢理直しても、PEラインが痛んでしまう。最後の最後にシーバスかかったレイジーを付けて投げると・・・・糸ヨレ絡みがガイドに引っかかり、テンション切れでレイジーだけ飛んでった・・・。

 

↓なぜかラインの下からラインが出る状態に・・・。ずーっと手で無理矢理引っ張っていったら終いには切れた。

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↓無駄になったライン。ラインのせいだと思ってむかついてたが、釣り方変えてからなので、やはり俺の腕のせいか・・・。

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  釣れたのに釣れた気分にならず、ルアーはなくなり、ラインは大量に短くなり、何か微妙な気分・・・。