潔し

  晩ご飯を食べた後、そのままの姿で寝てしまい、目が覚めたら午前1時過ぎ。ぼーっとしてたけど、仕事に行くように釣りの準備をして鳴門に出発。ほぼ無風。波なし。三日月ながら月明かり有り。上げ潮。凪の中で緩やかにルアーを漂わせてシーバスを狙う。

 

  2時半くらいから釣り開始。風はないが、気温2度。2重のグローブをを通して冷気が伝わり、手がどんどん冷える。バラクラマの隙間から吐く息が漏れて眼鏡が曇るけど、寒くてバラクラマは外せない。

 

  釣りはじめ、深夜というのに漁船が目の前でライトで水面を照らして何かしている。釣りにならないので場所を変える。でも、全く釣れない。

 

  しばらくして元の場所に戻りルアーを投げる。表層では反応なし。やや潜るタイプに変えるが、しばらくして目の前の岩に引っかかる。がっちりかかって外れない。ここで新しく調達したルアー回収機(ダイワ(Daiwa) ルアーキャッチャー 根がかりルアー回収機)を投入。しかし、全くだめ。全く回収できる気配無し。フックをかけるためのチェーンが、こともあろうかラインに絡むという失態。時間を無駄にしただけで頭に来てラインぶち切り。くっそー、またゴミを・・・。

 

  その後、ルアーの動きを抑えるためにシンキングペンシルに変えて一通り探り・・・・、やっぱり何も無し・・・。

 

  5時半。釣り終了。朝マズメを迎える前に帰るこの潔さ。これまでの経験上、マズメでも釣れないと判断した。現実的には寒さと眠さで限界が来てた。

 

  いかん、惰性で釣りををしてしまった。釣れないと思ったのに来て、本当に釣れず、何も感じず帰ってきてしまった。いかんなー。