ドローのように打つ

  最近、マスターズ見てて、ついでにゴルフのことをWikipediaで調べてみたところ、次の説明書きを見つけた。

 

  「クラブのスイングは、高速で行われるため、常に直線的なボールを打つのは困難である。したがって、プロや上級者は、意識的にどちらかの曲がりが一定幅に収まるようにコントロールしている。このコントロールされたスライスをフェードと呼び、コントロールされたフックをドローと呼ぶ。

 

  なるほど。あれだけの固いボール。クラブも固いし長いし先が重い。狙ったところに打つためにまっすぐ直線で狙うのではなく、わざと曲げてコントロールしていると。これを見て、テニスのサーブのことを思った。前から、無回転になるような打ち方のフラットサーブは非常にコントロールしづらいと思っていたが、同じ理由ではないか。軟式の時はボールを押さえ込めるんだけど、硬式のボールとラケットは反発力が強いので、ドローボールを打つような感じの方が安定するのかもな。

 

  そんなわけで今日の練習はそんなことを意識してサーブを打った。その方がボールを長く持てる感じで安定する。やってるうちにボレーもそういう物だと思った。完全に上から叩き込めるハイボレー以外は、点で打つのではなく、やはりスピンをある程度かけることを意識した方がコントロールしやすい。今までそんな気がしながらなんとなくやってたけど、確信に近い思いでプレーする方が自信が持てるよな。