テニスの試合 調子良くなっても結果は一緒

  テニスの試合。実は試合の申し込みの案内に気付くのが遅く、締め切りを過ぎていたけど、懇願してなんとかエントリーできた。まだエントリーリストが発表されてなかったため、温情に預かれた。そこまでしてでたかったのは、前の試合でミスを連発した後、その原因に気付いて練習で調子が上がってたので試したかったから。

 

  その原因は、手首を使いすぎてたこと。直してたはずなのに、また軟式の癖で強打するときにルーズに使いすぎて暴発してた。練習でそれを確認して自信を戻した。俺には卓球のように打つくらいの方が合っている。しかし、バックは変わってない。相変わらず打ち方がわからない。どういう感覚で打てばいいのか。プロ選手の動画を見てそのスイングやラケットの面の角度とかまねしても、その通りには飛ばない。どういう意識でスイングしてるのか、それがわからないと意味が無い。試合に行く前に壁打ちしてみた。ヘッドを動かさず、ただ前に押し出すように打ってみたら、思いの外コントロールできたけど、まだ何か足りない。

 

  朝から雨。予報では昼間で強く降りそう。場所は南部健康運動公園。駐車場に着くと選手たちが集まってる。どうやら雨脚が弱まるまで待ってるようだ。1時間半遅れで試合開始。俺は雨対策として、寅壱でヤッケを買ってた。ウェアが水浸しになるのを防げるかと思って。しかし、下は試合用パンツを忘れてたので、ジャージのまま。

 

  試合開始、相手は子供。高校生か?まだあどけなくて中学生にも見える。しかし、その打球は頑強。こっちは最初打ち方が思い出せなくて、試合前のウォームアップでまともに前に飛ばないのに。

 

  試合は、淡々と確実に相手のリードで進んでいく。フォアは区雄蝶。少なくとも前のように、チャンスボールほどミスを重ねることはなく、振り切ってもコートに入ってくれる。しかし、少しでもミスヒットしたり、打点が合わなくて甘いところに返すと、確実にウィナーを決められる。俺ならまあとりあえずここに返しておけばいいかという時でも、確実にやられる。俺には無い感覚だ。

 

  ミスをしたのがクロスコートに打つとき。引っ張る方向なので、体の前で打とうとしたんだけど、ボールの引きつけが足りず、ヘッドがボールの上を被ってしまって持ち上がらなかったり、こすりすぎてしまったり。後はバック。やっぱり入らん。

 

  途中、雨が強くなり中断。その間にミスのパターンを思い出して試合が始まったときに修正。少しましになった。バックはミスが多いし、フォアの方が調子良かったのもあってあまり打たなかったけど、最後に一球だけ無心で良い感じで打てた。しかし、無心だったため、どういう感じで打ったのかあまり覚えてない。

 

  1-8で負け。強かった。途中で手を抜かれてるのがわかったけど、あまり関係なかった。サーブがもう少し強く打てればなあ。ダブルフォールトは珍しく無かったんだけど、相手への脅威にはならなかった。次の課題は、フォアでコースを狙えること、バックを普通に打てること、サーブの強化、かな。