テンション上がりきらず

  あの爆風酷寒の鳴門シーバスセミナーから一週間。鳴門に行けるのはあと2回くらいか。体きついけど、雨降ったりしたら数少ない機会が無題になるので、無理してでも行こう。しかし・・・、先週より寒いような・・・。若干寝坊し、午前4時過ぎに出発。車のガラスが凍ってるため、溶けるのを待つのにまた時間がかかる。

 

  走る途中道路の電光掲示板で気温1度の表示。うう・・・。しかし、風が無い。予報ではかなりの強風だが。

 

  場所選びに迷った。今までの自分の経験を調べてみると、上げ潮の時に多数ヒットあり。しかし、今日の朝は小潮の下げ潮。んー・・・思い切っていつもと違うところに行ってみようか。今日は捨ててもいい気分で。

 

  それで着いたのは風裏となるポイント。人はいない。よし。風はやはり少し感じるくらい。もしかしたら風表の場所は強く吹いてるかも。半月だけど晴れてて明るい。明かりが強いと朝まずめがぼやける・・・という先週の教えが思い出される。暗いうちに居付きを狙うため、少しずつ足場を変えながら探っていく。潮は思ったより強く流れている。右から左へと流れてルアーが戻ってくる。

 

  しかし、しばらくして根掛かり。痛恨。なけなしのお小遣いで買ったショアラインシャイナーZのSSRが・・・。鳴門のシャロー対策で19gの重さながら深度30cmという武器が・・・・。

 

  一通り探ってもアタリ無く、絶望的な気分。後はマズメ時が最後のチャンスだけど、月明かりがあるので期待薄・・・だろうか。居付きがいないとすると、沖の回遊するシーバスを狙うため、根掛かりのリスクを負いながらSL14に変えて遠投。とは言っても、期待はほとんどしてない。

 

  グン、グンッ

 

  もしや?来た!!

 

  岸近くでヒット。うわー、手前の根で糸切れそう!おまけに糸出されるし。ばれそうだけど、できるだけロッドを高く上げてラインが根に触れないようにしてるつもり。

 

  きたきたー!!70cmちょい。

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  またヘボアングラーな気持ちだったけど、釣れると急にエキスパートな気分になるのが不思議だ。元々近くにいたのか、もしくは沖からルアーの後ろをついて来て、近くでヒットしたのか、どちらだろうか。

 

  7:00終了。省エネな釣りだった。前回釣れたときはリリースした。でも今回は持ち帰った。今回もかなり悩んだ。ただ、奥さんに家計の厳しさを強要しながら、お金払ってセミナー出たりしてて、1回は持ち帰らないと家庭崩壊の恐れを感じたので、今回は苦渋の決断で持ち帰った。やはりかなりの卵を抱えていた。合掌。家族がいる限り釣れてもテンションの上がり方が半端。