ServeSpeed iPhoneで自分のサーブのスピードを測る

  ここ最近ずっと仕事中もテニスのことを考えている。

 

  自分のサーブがどれくらいのスピードなのか気になる。気になりますよね?昔、ジャパンオープンテニスのイベントで、サービスのスピードを測定できたのだけど、そのとき渾身のフラットサーブがたかが135km/h程度しかなく、は?なにそれ?って感じだった。

 

  で、先日奥さんがiPhoneで撮ってくれた動画。なんとその動画でサーブのスピードが計測できる。iPhoneのアプリServeSpeedがそれ。300円の有料だけど。前から持ってたけど、使い方がいまいちわからずほったらかしだった。でも、今回ちょっと頑張って英語の説明よんで使ってみたら意外に簡単にできた。

 

まず、アプリ起動。

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アプリを起動した後にサーブの動画を撮る場合はRecord serve video、既に撮っててカメラロールから選ぶ場合はSelect sereve videoを選択。ここでは後者を選ぶ。ちなみにメールアドレスを登録するエリアが下部に表示されて、登録するとメールで使い方とかのアナウンスが来るけど、登楼しなくても問題なし。

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ベストスピードと思われる動画を選択。

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再生してどんな動画か確認し、これでよければChoose、選び直す場合はCancelで前の画面に戻る。

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Step1。インパクトの瞬間のフレームを決定する。画面上のスライダーで大まかにインパクトの瞬間を探す。次に画面下にある「-5」「+5」「-1」「+1」で微調整し、インパクトの瞬間を決める。決まったらNextをタップ。

もし、-1と+1でもインパクトの瞬間を捉えられない場合、「-5」「+5」「-1」「+1」の上にあるComtact pointのスライダーで想定の調整をする。例えば、インパクト前のある瞬間のフレームから+1するとインパクトを過ぎてボールがラケットを離れてるフレームになる場合。そのときは1フレームの間にインパクトを過ぎてることになるので、スライダーをcurrent frameとnext frameの間のここらへんかな?というところに合わせる。

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Step2。サーブを打った位置を決める。足跡のアイコンをドラッグして調整。まあ、だいたいで。もし、アドコートから打ってる場合は左上の矢印アイコンをタップすると、アドコート側の画面に切り替わる。決まったらNext。

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Step3。ボールの着地点をのフレームを決定。これもインパクトのフレームの時と調整の仕方は同じ。Next。

この例のように後方から撮ってる場合、着地点がわかりにくいが、次のステップで使う必要がある。なので、拡大してどこら辺に落ちてるのか確認しておくと良い。

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Step4。ボールの着地点を決める。前のステップで着地点を確認するように書いたのはこのステップのため。黄色の十字線をドラッグして着地点に合わせてNext。左右より上下の位置の方が計測の正確さに影響するとのこと。

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計測完了!!この例では時速140km/h(87Mph)。平均で118km/h、バウンドするときには101km/h。え?そんなに遅くなってるの?Playをタップすると解析したサーブの動画が見える。FacebookTwitterにアップできる。Doneをタップすると、解析した結果をファーストサーブかセカンドサーブのいずれかで保存できる。

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保存した解析結果は再生できる。

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Settingでは各種設定が可能。普段使い慣れているkm/hとかmの単位を使うようにした。

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Initial serve speedはおそらく、サーブの初速と終速の設定と思われる。説明を読むとサンプラスのサーブを参考に、スピードの変化がこれくらいだと想定して解析しているみたい。もしもっと精度の高い情報があればそれに合わせていいけど。

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というわけで、スピードガンほどの精度は無いとしても、非常にお手軽に計測できて面白い。どの角度からとっても、インパクトの瞬間とボールのバウンドした地点、サーブを打った場所が確定できればスピードがわかる。これだったらソフトテニスでも測れるな。ただ、初速と終速の設定がかなり違うと思われる。

 

  それにしても、140km/hって・・・

 

  なによ140km/hて。女子選手どころか、プロ野球選手が投げるボールより遅いじゃないか。こんなスピードでいきがってサービスエースとかほざいてるのが恥ずかしいわ、まったく。

 

  まあ、そりゃ無理ですよね。毎日トレーニングしてムキムキでビンビンしてるプロ選手が理想的なフォームで打って200km/hとかいうスピードを出してるんだから。俺みたいなひょろひょろした体で厄年を迎えてトレーニングもせず月2、3回程度しか練習しない人間が、ちょっとフォームを真似したり研究したところでここらへんが関の山ですよね。仮にスピードに特化したフォームに変えても150km/h程度が限度でしょうな。

 

  それよりコースを狙えるようにした方がよっぽど大事。それと試合を通じてペースをキープできること。疲れるとスピードだけでなく、確率、コースも全ての面で落ちてしまう。やっぱり力ないのに力に頼ったフォームなんだろうなー。