このルアーでシーバスを釣らねばならない

  火曜日の夜。平日の夜に釣り。水曜日の朝は立哨という役目。8時10分前だけど、そこから会社に行くと遅刻となるため、めんどくさくて有給取った。

 

DAIWAシーバスルアー2016チャレンジによりいただいたLazy Slim 88S。ようやく使う時が来た。しかし、4月は鬼門。一昨年、雨後の激流の中、1回で4匹釣れたことはあったけど、シーバスが釣れたのはそれだけ。他の年は全く釣れず、後半になればエソが狂ったように釣れただけ。日が進めば、干満の差は日中の方が大きくなるので、より釣れなくなっていく。そのため、立哨だから朝早いけど吉野川へ。

 

  寒い・・・。真冬仕様で川辺に立つ。北風。北岸に立つので、南風だと荒れるからいいんだけど寒い。先発はショアラインシャイナーZ。全く川が流れてない。まっすぐルアーが戻ってくる。はてな?タイドグラフを見ると、満潮は過ぎてるけどまだ流れが出るには早かった。全く釣れる気がしないので車に戻って休む。

 

  あー・・・。この時期、釣れる気がしない。しかし、釣らねばならない。釣りをしなければいけない。キャンペーンの説明には絶対に釣れというわけではないとのことだけど、やはりいつもの釣りとは違う。自分の好きな時に行って、好きなように釣るというスタイルに若干ながらも制約が入る。釣りを職業にする人ってやっぱり大変ね。30分ほど経った。よし、戻るか。

 

  おお、流れてる、流れてる。さあ、ルアー投げるぞ。水はきわめてクリア。ライトで照らすと底に沈んでる物がよく見える。ただし、月明かりは無い。曇ってて星が見えない。

 

  ショアラインシャイナーZでは反応無く、ついにLazy Slim 88S投入。

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  小さい。いかにもバチ抜けを意識したカラー。月明かりが無く開けた場所なのでもうちょい大きい方が気分的にはいいんだけど。小ぶりながらも重みは感じる。とはいえ、9.6ftにPE1.2号、ショックリーダー20lbではちょっと扱いにくい感じ。最近使ってる、上流側に投げて、川の流れにラインを掴ませ下流まで流して回収するメソッドを展開。無反応。頭の斜めのカットのせいか、オーバーパワーのタックルでも、サイズが小さい割に引き抵抗はそれなりに感じる。ただ、川の流れがあるので、その分の重みも大分あると思うけど。なんだかんだ言って、魚の反応は無い。

 

  しかし、謎の軟体生物がルアーやラインに何回か引っかかってくる。バチとは言えない透明さと小ささ。気持ち悪い。けど、何となく期待。

 

  ちょこちょこっと場所を変えてルアーをローテーション。もういっちょ投入。

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  色違い。うう、少しでも月明かりがあってくれた方が個人的には好みなんだけど・・・。流しても反応無いので、デッドスローで巻いてきてみるけど一緒。なんも釣れん。上流から巻いてくるときはラインが水を受ける抵抗を感じてるので、このルアーがどれほどの抵抗を受けて泳いできてるのかよくわからん。下流からは流れを受けて重みを感じる。流れが強いときはこれくらいの方が抵抗を流してくれるので、ルアーが暴れすぎないでいいとおもう。ただ、デッドスローで知らないうちに流れすぎて岸近くに来ているのに気付かず、根掛かりピンチ。かろうじて回収成功。気をつけねば。

 

  一度車で少し走って場所を変えてみる。元々持っていたLazy 95Sも投入。流れが強いのでこのサイズの方が扱いやすい。でもやっぱり釣れない。

 

  23時半。謎の軟体生物以外の生命体に触れることなく終了・・・。あかんわ、くそー。釣れない4月。いつもはあまり使わないタイプのルアーでもしかして新境地かという淡い期待もあったけど、やっぱりだめだった。今月、あと一回くらいは行けるだろうか。場所を変えるか(あてはないけど)、敢えて粘ってみるか。

 

  ちなみに、前回まで悩まされていたPEライン団子トラブルは一切無かった。新しいラインに巻き替えたらやっぱり効果あったみたい。切れなくてもやっぱりラインとしての寿命はあるのかもしれない。