ストレートアームはスイングした結果

  何気なくfederer forehandのキーワードで検索した結果のサイトを見てたら、気になる文章を見つけた。

http://www.optimumtennis.net/roger-federer-forehand-analysis.htm

このサイトの以下の文章。

The straight-arm forehand as it has been called, is a consequence and not a cause. Many tennis players attempt to model Federer’s forehand by replicating incorrect elements that become detrimental to their own tennis forehand. It needs to be noted that Federer’s straight arm at contact is a result, “cause-effect” of his backswing style and not by concious force.

 

  えーと、詳細に訳せないんだけど、多分「ストレートアームフォアハンドはスイングの結果であって、そうのようにするから良いボールが打てるのではない。多くのテニスプレーヤーがフェデラーのフォアを真似をしようとしてるけど、間違った部分を真似して失敗している。」ということを書いてると思う。

 

  そうか。そうだったのか。あの腕を真っすぐ伸ばして打ってるのは、フェデラーのテイクバックやスイングの仕方の結果であって、腕をのばそうとして伸ばしてるのでは無いということか。フェデラー自身が本当にどうしてるかは本人に聞かないとわからない。しかし、自分にとってはあてはまる。ぱっと見、腕だけ振り回して打ってるように思ってたけど、それを真似して幾度と無くミスを積み重ねてた。

 

  先日のガーデンでのレッスンでコーチやうまい人の打ち方を見て、腕の動きは抑えて体の回転で打ってるのに気づいた。それを真似するとよくなった。今日の練習でもよりそれを意識して打ったところ、ミスはいつもより減ったし、狙うところに打てることも増えた。体をターンするけどラケットは背中側に引かずにテイクバック。体の回転とともに腕がついていってスイング。この時、強打しようと思うとやや腕が遅れて肘が伸びる形になるけど、僕の場合は肘は伸びきらない。伸びきるとインパクトの時衝撃が強くて痛い。いずれにしろ、伸ばそうと思って伸びるのではなく、スイングの中で自然と伸びてるだけ。面が安定する。

 

  ソフトテニスの時は体を止めて腕でひっぱたいたり、後ろから前に押す感覚だったけど、硬式でこれをするとラケット面が不安定で制御できない。卓球の感覚のほうが合っている。これは確信に近いと見た。

 

 

  バックは・・・一応前進。手首や肘の動きを抑えて、腕全体の大きな動きで打つべきと思ってたけど、実際に打ってもうまくいかないほうが多い。そもそも、素振りとかしても打ててるイメージが無い。腕を伸ばしきると安定する気はするけど、ボールをまともに打てる範囲が本当に点で、少しでもその打点がずれたりタイミングがずれるとミスになる。打てる感覚がないのに実際に打てることは殆ど無い。

 

   バックもこのフォームで打つべき、じゃなく、打てるフォームで打つべきだ。と、思って打ったら入った。なんて言うか、文章にしづらい。肘も手首も使う。決して、使って打つのではなく、良いボールが打てるように使う。どうやって使ってるのか文章にできない。肘はやや曲げた状態でスイングし、インパクトでは伸びている。でも完全には伸びてない。スピンや軌道を調整するためにちょっと曲がっている。手首も一緒で固めてはない。でも、スイングは腕全体で肩支点。いつもよりスピンがかかってミスが減らせた。ただし、フォアに比べれば6割位の精度。ミスは多い。レシーブで合わない時が多いし、高い打点はほとんど打ててない。バックもフェデラーの真似ができれば最高。でも、うまく打ててもフォームは違っていると思う。ただ、フォロースルーの最終型は似てると思う。

 

  サーブは好調。しかし、息が乱れた時にフォームが崩れる。ブレークされるときは確率が悪い。苦しい時にいかに安定して良いサーブを打つか。スピンサーブはスピンをかけようとするとかすってスピンがかかってない。回内しないでフラットに当てたほうが勢いもあってよく跳ねてる。

 

  先日の試合から少しずつ自信が持ててる気がする。