体と一体で打つ

壁打ち。今日はナイターで練習する人がいなくて、外灯の明かりだけで練習。いいかげん寒いし、もうナイターで練習する人はそうはいないか。

 

ストロークで手打ちじゃなく、体と一体で打つように練習。やっと本当のストロークを思い出してきたので、しっかりと身につけねば。肘を体に引きつけ、体全体でスイング。腕から先は体の一部分という感じ。長い間腕だけでラケットの軌道や面の角度ばかり気にしてたけど、試合になると必死になって一生懸命打つほどミスをしてた気がする。一体で打てば、小手先のことを考えなくてすむ。その格好で打てないときは緊急事態なので無理して打たなくて良いと判断がつく。

この感覚が身についた後、フェデラーみたいなストレートアームも伸ばしたら打てた。そうか。肘を伸ばしていても体との一体感で打てるのか。後ろから前に肘を伸ばして打つのと勘違いしてた。自分としては肘を曲げた方が力が入るのだけど、少し遠い打点の時に応用が利くかもしれない。

 

バックもそう。やっぱり腕だけでどうするかばかり考えてた。片手打ちなので、体の開きを抑えないといけないけど、フォワードスイングの始動時は体と一体。しっかり腰が入ったのを感じてから体の開きを止めてラケットを走らせる。

スライスを多めに練習。今まで腕を伸ばして打とうとしてたけど、無理に肘を伸ばしきる必要はない、というか伸ばさないで少し余裕を持たせた方が打ちやすいことがわかった。これも写真や動画を見たイメージだけで練習してた弊害だと思う。肘の曲げ伸ばしで打たないように気をつけて、一定の角度で打つように。

 

それでもフォアに比べてバックの脆弱感は否めない。強い相手とやると必ず攻められるので、いかにしのげるか考えないといかん。

 

 

サーブ、迷走気味。ロディック風サーブは前回だめだった。やっぱり回内を効かせてスピンをかけつつ、センターワイドと打ち分けないといけない。わかってはいるけどできてない。しばらくやってたつもりだったけど、スピード、スピン、コースいずれも不満足。試合では1日やって1本もエース取れないし。今日の練習でもなかなかうまくいかない。

 

肘やグリップエンドを先行させて、ボールの横の方からラケットを入れて回内を・・・・無理!!大体、こんな重いラケットをこの細腕でそんな使い方できない。でも、おかしい!!何かがおかしい!!腕だけで打ってて力が入らない。

 

思い切って、ラケットのエッジからボールの真横にラケットを入れてみた。これも体と腕を一体にして。おお、これはいいかも。縦回転のスイングではなく、体を横に回してエッジから入って、インパクトの直前に回内でボールに当てる。この感覚かもしれん。やっぱり野球のボールを投げるのとは違う。少なくともストレートを投げるのとは。ストレートは手の平を前に向けた状態でリリースする。無意識で結果的に回内したような動きになるけど、意識してそうはしない。この感覚でサーブ打つと、ボールを上から押さえ込む感じになる。バレーのアタックとも似てる気がする。スピンがかけにくい。狙ったコースに打つにはその方向にまっすぐ振る必要がある。

 

しかし、この新しい感覚なら横回転の動きで、スイングの方向を変えないでスピンやコースの調整ができる。ストレートじゃなくスライダーを投げてる感じ。ロディックもアメフトのボールを投げる感じで打ったら良くなったって言ってたらしいし。打点を高くすることはあまり考えない。

 

ラケットのエッジから入れることを意識すると、テイクバックからフォームが変わる。面を伏せてテイクバックしてたけど、自然と面をやや立ててテイクバックするようになった。なんかイワニセビッチみたいなフォームになってきたな・・。