負けて良かったとは言いたくないけど

今日は休日だけど、明日Oracle Masterの試験のため勉強。の、つもりだったけど、先週の試合の本戦があり、どうしても気になって見に行った。今まで自分の出てない試合をわざわざ見に行くことはなかった。見るくらいだったら自分の練習したいし、自分が負けたのにわざわざ見るなんてていう気持ちも少なからずあって。

 

しかし、先日負けた後にコンソレを待っている間に他の強い人の試合を見てて結構勉強になった。そして本戦では自分の負けた相手がまた強い人と当たるので、どうなるのか気になって名に変える物があるのではないかと思って。負けて良かったとはいいたくないけど、今回だけはそう思えるようにしたい。

 

運良く、見たい試合が並んで始まった。去年負けた中学生が県内唯一のプロである第1シードと当たっている。内容は互角。序盤は均衡。しかし、徐々にスコアが離れていく。第1シードがリードを広げていき、G8-3で終わった。思ったより結構スローペース。もっと速いボールを打てるはずだけど、無理せず深くスピンの効いたボールを続けて打っている。すると、中学生の方もそのペースに合わせる感じ。何て言うか、攻めると言うより、次に絶対攻められないような配球がほとんど。また、そんなボールを永遠に続けることができそうな確かな技術。そして、機を見てドロップショットとネットプレーで仕留める。ストロークのウィナーは少なく長いラリーが多かったけど、危なげない展開だった。中学生も粘り強くラリーに応え、このまま成長すればもっとすごい良い選手になると思った。

 

俺がやったときは良いボールを打たないとと思って必死で打ってたけど、速くてもコースが甘くて逆襲を食らう。ちょっと攻められたら甘いボールしか返せない。

 

1試合目が終わったら帰ろうと思ったけど、第1シードが次は去年負けて前回再戦したかった大学生と当たる試合があり、それも見た。やはり第1シードの勝利。大学生は初戦、豪打の相手に大差で勝ってたけど、この試合では第1シードの前に敗戦。やはり、左右への深いスピンの効いたボールに攻め手を防がれた感じ。

 

うまい人はボールのスピードは当然あるけど、それに加えてスピンがすごいな。ソフトテニスやってるときはとにかく一直線に伸びる速いボールをイメージしてたけど、硬式はスピンのかかりがすごい。硬式でも攻めるときは直線的なボールをイメージしてたけど、ちょっとイメージ変えよう。今では攻めようと思った時直線的なボールをイメージしてたけど、飛びすぎるので力の加減で四苦八苦してた。ということはまだ余力があるので、その分をスピンをかける方に回すことができると思う。

それとボレーが重い。俺も、そして俺が普段見るボレーは軽い。アンダースピンばっかりの軽く遅いボレー。しかし、うまい人のボレーが重く速い。まるでトンカチでボレーしてるように錯覚。やっぱりボレーももっと良くしないと。あんな軽いボレーでネットプレーを仕掛けてたなんて自殺行為もいいところ。

 

壁打ちして帰った。ああ、俺もああいうステージで試合したいなあ。