フォロースルーは肩の上

土曜日、直近の仕事のノルマが達成できそうなので早めに上がって壁打ち。いつも通り一通りの練習を1時間程度こなす。

 

前回の試合は強打して大失敗だった。ちょっとは良い形ができるかと思ってたけど、一昨年のミスを積み重ねるテニスに戻っただけだった。でも、ミスをしないだけのテニスも強い人には通用しないし疲れるし、どんな相手を見ても勝てるという見込みを持てなくて、勝つとしても長いぎりぎりの試合になる覚悟が必要で不安。明らかなオープンコートができてるのにウィナーが取れないなんてやっぱりおかしい。

 

ふと、フォロースルーを肩の上にしたら良さそうな気がした。ソフトテニスみたいに腕が首に巻き付くような。やってみたら良かった。安定してドライブが打てる。

 

http://jitaku-tennis.com/?p=99

 

「この説明の中にフィニッシュ(フォロースルー)を常に同じ位置にする」というのがあって、ソフトテニスの時は確かにそういう意識があった。打った後のラケットの動きに飛んでいくボールは関係ないけど、フォロースルーの形を意識することでスイングが案てするのも事実。ずっとボールにどうやってラケットが当たるか気にしてたけど、フォロースルーを肩の上に振り抜くことで良い感じを思い出した。

 

昔はボールを押し出すようにスイングしてフォロースルーは肩の上・・・という意味での肩の上ではない。最新のフォアのフォロースルーは肩の下・・・と良く言われるスイングで肩の上に。

 

フェデラーとかの真似をして、肩の下あたりにフォロースルーを持ってくることは意識してた。でも、大いに勘違いしてる点に気付いた。ボールを真横から引っぱたいて肩の下にフォローするとなってた。そりゃ、ヘッドダウンも足りないしネットミス、スピン不足になるわな。低いボールは無難に打ち返そうとして下から上にスイングしてたけど、強打しようと思った時ソフトテニスのトップ打ちのように真横、いやむしろ上から叩いて低い位置のフォロースルーとなりミスりまくってた。

 

それがフォロースルーを肩の上に持ってくることを意識すると、どんなときでもヘッドが落ちてドライブをかけられるような感覚。そうかー、硬式での強打は真横からフラットで打つのではないのね。ラケットが水平の回転軌道で首に巻き付くのではなく、打点の下から入ったラケットヘッドが打った後に顔より高い位置を通ったあと、フォロースルーで低い位置に来る。スイング軌道はソフトテニスの時のまま、フォロースルーの位置だけ猿まねしてたからおかしくなったと思う。

 

肩の上にという意識で打つと、なぜか自然とヘッドが落ちてからスイングできる。なんででしょうか。今までの癖でやっぱり真横から引っぱたくスイングをしてしまう時があり、その時はスイングが(硬式の場合では)不自然になって手首が痛いけど、フォロースルーの位置が高い分今までよりまし。

 

さあ、今度こそ本当に試合で真のフォアが打てるか?