テニスの試合 希望と現実

インドアの試合。この大会も過去勝ったこと無し。いろいろ勉強して、今までより改善することを期待して、試合は夕方なのに昼過ぎから緊張してきた。肘は治ってないけど、大分ましになってるので、どうにかなると思う。肘にキネシオテープ、伸ばすと痛いので伸びないように固定のテーピング、アームカバーとサポーターをつけて試合に臨む。

 

第1ゲームは相手のサーブ。サーブが速くて返せない。しかし、ダブルフォールトも多い。一進一退だったけど、相手のミスが多くてブレークに成功。続くサービスゲーム。1本目に全力では打ってないけど、ワイドに切れていくサーブがエースとなる。狙ってない。その後もポイントを重ねG2-0。

その後、相手のサーブに手こずりなかなかポイントが取れない。バックにサーブが入ると弾かれてスライスでも返せない。いつもなら壁打ちでもしてから行くんだけど、雨が降ってたのと肘のせいで何もしてなかった。ダブルフォールトもあいかわらず多いけど取り切れず。でも、自分のサービスゲームは安全にキープできてる。こちらは無理せずセンター中心の配球。相手はコースを狙って来るもミスが多い。G4-3まで進む。

 

第8ゲーム。徐々にサーブが入らなくなってきた。無理して打ってるわけではないのに、球足が短くなる。そして、相手のミスが減ってきて左右に走らされることが多くなり、ブレークされる。G4-4。ここでキープできないのが痛かった。

 

このころには大分レシーブは返せるようになってきたけど、相手の左右への配球が正確になってきて、こちらは疲労がたまって足が止まってきた。届いてもフォアのスライスでミスばっかり。先に打たれないようにペースを上げて打ち返そうとするとミスが増え出す。フォアに回り込むのが遅れたり、余裕があるボールをしばこうとするとネットしたり。途中で肘に痛みを感じてペースを落とさないといけなくなるし。

 

気がつくとG4-7と相手の王手状態。自分のサービスゲーム。サーブがもう相手の脅威にならないので、あらかじめベースラインから下がってサーブを打ち、ポジションを確保。そして、フォアのフォームが大分乱れてるのに気付いたので、フォロースルーをきっちり肩の上になるよう矯正。これで少し改善し、一進一退。しかし、最後に今日最初のダブルフォールトを犯し、G4-8で負け。

 

 

ゲーム中盤まではセンターセオリーが有効でリードできた。無理せず広いところに振り切ってラリーができた。でも、それだけではだめだった。余裕があるときはセンターからでもサイドに打ち分ける攻撃。余裕が無くてもセンターにある程度球威のある返球をして相手に狙わせない打力が必要だった。相手の調子が上がってからは手も足も出なかった。

 

もちろん攻められても常にポジションを確保することは忘れてなかった。しかし、元々走らされて返球するのが苦手なことや、カーペットコートで足がスライドできないことで、特にフォアの遠いところに打たれた時にまともに返球できなかった。今にして思うとスライス面のロブで返球すればまだ良かった。

 

相手に攻められるのが嫌なので、ペースを上げて打とうとするとミスが増えた。疲労のせいもあって、軟式の癖で腕だけ、特に手首を使ってヘッドを走らせて勢いをつけようとしたが、いつものミス量産パターンに陥った。相手ボールが遅い方がミスが増えてしまった。どういうボールを打つか、ではなく、どんなフォームで打つべきかと考えてしまい、相手のことが見えなくなった。まだまだフォームの修正が必要。

 

疲れた。カーペットコートはきつい。肘の故障で運動不足だったのも響いた。足が動かん。

 

そして、肘。試合後、汗でテーピングがはがれていて意味が無くなった状態だった。試合直後はなんとも無かったけど、帰りの車の中で肘を伸ばすと、思わず声に出してしまうほどの激痛。ズキンと痛む。曲げる方も痛くて可動域が少し小さくなったけど、ひどく悪くなってるわけでもない。

5月最初に痛めた時点では、多分肘周りのいろんな腱や靱帯を痛めていたのだろうけど、今日はサーブやストロークで痛みを感じることはほとんどなかった。今は肘を伸ばしたときの骨が当たる箇所が際立っていたい。またしばらく安静状態に。