回転半径が極めて短い

明日試合。でも、今日は練習しない。故障してスポーツを休んでいる間、土日とも自分の趣味だけで費やすのではなく、家族と過ごすのも大事だと気付いた。だから、試合前と言えど練習には行かない。でも、2日前に壁打ちはしている。まだ肘に負荷がかけられないのもある。

 

久しぶりに動画撮りながら練習してる。フォアのフォームを見てると何かおかしい。イメージと違う。ミスはしてないけど、何か違う。動画を見て自分でもわからないとは。家に帰ってプロ選手の動画と見比べてみて、ようやくわかった。

 

肘がスイングの間ほとんど伸びていない。テイクバックが大きくなりすぎないように左手をラケット添えてテイクバック。肘は背中より後ろに行かないようにし、肘は90度くらいの角度で、ラケットのヘッドは体の前にある感じ。そこから打ちに行くが、肘はその角度のまま。インパクトもフォロースルーもそのまま。余裕があって強打するときもそんな感じ。フルスイングしても回転半径が短くてとても小さく見える。打点が体にとても近くて窮屈な感じ。

 

しかし、プロ選手のを見ると、テイクバックは小さくても、一度肘が伸びて打点の下にしっかりヘッドが入ってからインパクトを迎えている。コンパクトなテイクバックでもスイングが大きく見える。

 

そうかー。今までなんでミスしてたのかわかった。低いボールは持ち上げるためにヘッドを落とすので、無意識に肘が伸びて無理のないフォームになってる。でも腰くらいの打点になり、さらに緩いボールで強打のチャンスになった時が苦しかった。肘を曲げたテイクバックの形のまま打ちに行ってたので、ヘッドが落ちずスピンがかからず、直線的なボールになってミスを連発していた。チャンスボールほどミスをしていた。最近スピンをかける意識を持つようになってミスは減ったけど、やはり打点が高いときになぜか違和感があって打ちにくく、違和感があった。

 

そう思って意識して肘を伸ばして打とうとしてみたけど、いまいちうまくいかない。フェデラーみたいにストレートアームで前の打点で打とうとすると、ボールの引きつけが足りなくてフレームショット連発したり、肘を伸ばしすぎて故障の後遺症で痛くなったり。ジョコビッチみたいにダブルベンドで打とうとするけど、テイクバックで曲げる→フォワードスイングで伸ばす→打つとき曲げる、という複雑な動きが滑らかにできない。手首も使いすぎて不安定だし。

 

テイクバックの時、左手でラケットを支えてるのをやめようかな。持ちすぎてテイクバックが小さくなりすぎてる気がする。ということを、また試合の直前にやろうとしてる。多分、また試合で混乱する。