1本のミスで全てがパー

WBC負けたな。仕事で見られなかったのが残念。ニュースで何度か見たけど、菊池と松田のエラーが失点に結びついてしまって。松田のは記録上はエラーではないけど。強力打線相手にロースコアの展開に持ち込んで、思惑通りではあったと思うけど、まさにミスが命取りになってしまった。

 

インタビューで「菊池さんのおかげでここまで勝ち上がってこれましたが」という旨のことを言われたけど、菊池は「今日ミスしたので、全て僕の中ではマイナス」と返した。

 

そうだろうと思う。松田もそうだと思う。誰でも菊池の立場ならそう言うと思う。誰もが菊池のプレーに驚愕して、チームのMVPの声も上がるほど貢献していながら、負けにつながるような1つのミスで、それまで積み重ねたものが全て無になってしまう気持ちになる。神がかってここまで勝ち上がってきても、多分、負けてしまえば他の選手もみんなそういう気持ちだと思う。

 

先日の自分のミックスダブルスの試合、最後の試合でG5-4、40-40でダブルフォールトしてそのゲームを落とし、結局負けてしまったのを未だに思い出してしまう。どうにかこうにか頑張って、あと一歩まで来たのに、あのダブルフォールトは全て台無しにしてしまった。どんなたくさんの良いプレーもあのダブルフォールト1本の方が重く感じてしょうがない。シングルスの試合なら、あー、またやった、で終わったかもしれないが、ダブルスでしかも団体戦だったため、余計にそう感じる。

 

別に今回が初めてのことではないけど、やってる最中はわかってなくて、終わった後に後悔する。あの時、あの調子でできる範囲のことをやれば良かったのに、プレッシャーに負け無理をしてしまった。この年になってもやっぱり繰り返す。

 

どうしてサーブが急に良くなったり悪くなったりするのかわからないが、試したいことを一つ思いついた。今日、壁打ちに行っておけば良かった。明日、明後日、週末も忙しいかもしれないのを忘れてた。これが今日の最大の後悔・・。