壁打ちに燃える

まだ頭が痛い。 先週、WBCを熱心に見ていたせいか、夢で野球をやっていた。自分がやってたのか、テレビを見ていたのか忘れたが、右中間にヒットを打って、1塁回ったもののライトから2塁に送球されて際どいタイミング。ヘッドスライディングしたら、生身の体もヘッドスライディングしてて、ふすまの角に頭から突っ込んでおでこを強打。そこがまだ痛い。

 

昨日、壁打ちに行った。明日本稼働を迎える施設があって気にはなるが、現地から特に問い合わせもなく会社出た。打ち始めたら1分でそんなこと忘れてた。

寒いけど、先月までのような酷寒と言うほどではなく、手袋をしないでできた。ナイターも始まったので、練習する人がいて、照明もついてやりやすい。真冬の間は、寒いし、暗いし、誰もいないし、草むらからガサガサ音がしてイノシシが突っ込んで来やしないかとどきどきだった。

 

まだ体痛い。先の日曜日の試合の筋肉痛がまだ残っている。しかし、試合で犯したしょうもないミスが忘れられず、来週の日曜日にまたミックスダブルスの試合が控えており、もう同じミスを繰り返してペアから怒られたくないので、じっとしてられなかった。

 

フォアは概ね良かったんだけど、力んで球足が短くなってた。力むほどグリップが厚くなって上から叩きすぎるので、力抜きながらも強打できるように気をつけた。

 

バックハンドはまだ自信持って打てないので、ひたすら数打った。特にバックハンドのレシーブが苦労する。先日も、最初はそんなにミスはしてなかったけど、バックのことを気にしすぎてレシーブがおかしくなった。こうなるとフォアも引きずられておかしくなる。

今までは肘や手首を使わないようにしてたけど、あまり考えないようにした。それよりもラケットを持っている指の第2~3関節がボールを打ちたい方向に向いてることを意識するように数多く打った。今だに軟式やってたときの、手首を強く背屈して手の平でボールを打つ感覚が残ってるので、それを直したい。

 

ボレー、うまくなったかもしれん。試合を通して、真剣に何本も打ったのが良かったのかも。体に刷り込まれたのかも。まだ、バックボレーが引き付けが足りずに切りすぎるミスがあるので直したい。

 

スマッシュもフォアもバックも練習。試合でチャンスボールをミスするとポイント的に痛いし、見た目格好悪い。

 

サーブに悩む。

スイングが大きすぎるのかと思ったので、フォアはスイングを小さくし、ラケットヘッドを落としてから力を入れて加速するようにすると安定した。それまではテイクバックしてヘッドが高い位置にある時から加速してた。上から叩きすぎるし、オーバーパワーで安定してなかった。

だからサーブも、加速するタイミングをもう少し遅らせれば安定するのではと思った。今までトロフィーポジションから加速してた。それをやめて、肘が上がりラケットヘッドが少し落ちてから加速させるようにしてみた。

 

でも、だめだった。肘から先しか使ってない感じになって、明らかな手打ちに。特にスピンがかけにくい。体を正面に向けてフラットで打つことはできるけど、それしかできない。

 

それは諦めた。机上の空論で終わった。

 

振り切るサーブが打ちたい。別にサービスウィナーをがんがん取れるようなサーブが打てるとは思ってない。しかし、今の調子だと入れるサーブしか打てない。特にラケットをピュアコントロールにしてから一向に調子が上がらない。

振り切れないスイングで打つサーブは死んでいる。野球でいえば、ピッチャーが置きに行った投げ方をしては簡単に打たれてしまうのと同じ。それだったら振り切ったアンダーサーブの方がよっぽど威力有ると思う。

 

散々、あれこれ試して打ちまくって、デジカメで動画撮ってその場で見て、フォーム変えてるつもりだけど対して変わんないなー、とかあれこれやってるうちに、ふとあることに気づいた。

 

足を使わない方が良い。 いや、足は使うけど、使うことを考えない方が良い。

 

振り切って威力有るサーブ打とうと思ったら、当然全身使うから、膝曲げて地面を強く蹴ってその力を腕とラケットに伝えるのが基本。でも、地面を蹴ることを意識して行うとうまくいかない。地面を蹴ると同時にスイングするとか、地面を蹴って膝が伸び切った後にスイングするとか試したけど、うまくいかない。タイミングがずれて安定しない。思ったほど威力も出ない。プロ選手の連続写真や動画見ても、そう見えるから当たり前のことだと思ってたけど、やっぱり意識して足使うとうまくいかない。

 

それで、ただラケットを振り切ることだけ考えて打ったら感触が良い。リズム良くなるし、ラケットにはちゃんと当たるし。よし、これならまだ強く打てると思って、足を使い出すとまただめになる。 練習で調子良くて、試合でおかしくなるのと一致する。

 

あれかな。昔、フォアハンドストロークで意識して肘や手首を使ってミスしてたのと同じ理屈かな。プロ選手の連続写真見て、こうやって手首とか使うのかと思って真似したらミスしまくりで、使わないようにした方が良くなったということと。意識して関節曲げてるのじゃなく、スイングの勢いで自然に曲がってるだけ。

 

人それぞれだろうけど、サーブの時も全身使おうとして使うのではなく、ただラケットを振り切って強く打つことだけ意識して打てば、体は勝手にそれに必要な動きをしてくれるのかもしれない。ジャンプするから強いサーブが打てるのではなく、強いサーブを打った結果、膝が伸びてジャンプしているだけかも。難しいなあ、テニスって。それをいろいろ考えて試すのも楽しいのだけど。

 

気がついたら2時間以上打ってて、去年痛めた肘に違和感があるのに気づいてやめた。せっかく調子良くなっても怪我したら意味ない。でも、コートで打ってどうなるかはまた別の問題。

 

たかが壁打ちごときで、気がついたらえらい長文になってしまった。