最後のサーブレッスン

昼間、たまたまBS1エドバーグとベッカーの1988年ウィンブルドン勝戦をやってて見てた。うーん、いい。今見ても楽しめる。ベッカー、サーブ速い。エドバーグも速い。いつもスピンサーブというイメージしか持ってなかったけど速い。セカンドだったらベッカーの方が軌道が大きく曲がってる。でも、スローで見るとやっぱりスピンサーブのフォームで打ってる。そして、ネットプレーのすごいこと。ボレーが本当にライン際に正確に決まる。サーブ&ボレーで大きく体が動いてる状態でも完璧にコントロールされている。すごい。

その後、県高校総体のテニスをケーブルテレビでやっていた。サーブで苦労している選手が多い。女子に至ってはセカンドで下から打ってる選手もいる。そのサーブでは入らないでしょうと思えるサーブを全力で打ってダブルフォールトになって悔しがってて、それだったらもうちょい考えて打てばいいのにとか思ってしまう。

春にシングルスで対戦した重戦車高校生も映ってた。あの時は危うくテニスのできない体にされそうになって、また長い不調期間に入るきっかけになった。テレビで見てると、あの時ほどごついという印象がしない。やはりテレビと実体験は全然違うということがわかった。と、いうことは、俺をテレビで見ればもっとしょぼいということか・・・。

その後、録画していた2008年ウィンブルドン決勝、ナダルフェデラーの試合を見た。ベッカーとエドバーグの試合とは全く違い、激しいラリー戦。これを見るとやっぱりストロークのレベルが上がったんだなあと思える。少々苦しい体勢でも正確に打ち返せるので、うかつにネットに行けないのがわかる。

で、夜にガーデンのレッスンに行く。最後のサーブのレッスン。今日はストロークやゲームも混ぜての練習。サーブを打つ本数は減るけど、自分のサーブがどれほど相手に効果があるのかわかりやすいのが良い。

左側を狙うスライスサーブが苦労しなくなった。前は無理やりなんとかそっちに打つみたいな感じだったけど、楽に打てるようになった。ただ、長さの調整が不安定。

スピンサーブが微妙。良いサーブが打てる時もあるけど、同じくらい打てないケースもある。スライスサーブの時、力入れると不安定なので、テイクバックを体の前から持ち上げる感じにしてたけど、それでスピンサーブを打ってるともっとボールとラケットの距離を取った方が良いとコーチに言われた。うーん確かに。それは自分も感じた。でも、そうすると今度はスライスサーブが不安定に。安定して振り切ってサーブ打つのは難しい。

スピンサーブって実際、ボールのどこにラケットを当てたらいいんだろう?ボールの下側とか7時位とかイメージの解説は多いんだけど、自分の感覚からすると、ボールの後ろ側に当てないと前に飛ばないだろうと思うのだけど。そこが明確にイメージできなくて、打つたびに打点やフォームが変わってる気がする。

ふと気がつくと、スライスサーブが1バウンドで向こうの壁に当たってた。はて?前もそうだったっけ?4Gソフトのせいかな?別に力んで打ってるわけじゃないのに。たーだ、ストロークの時に飛びすぎる不安を感じる。なかなか、サーブ、ストローク、ボレー、全てにぴったりというセッティングにはならない。

構えに入るときにはサーブのコース、球種、弾道を明確にイメージしておくようにとの教えだった。サーブを打って相手の甘い返球を引き出すのが目的なので、サーブを打つ時に迷って相手の返球に慌てることがないようにと。

これでサーブはおしまい。次はボレーのレッスンに行くつもり。せめて体の近くに来たボールは自信持って返せるようになって、シングルスで相手を追い込んだ時に前に行く機会を増やすのが目的。でも、次の期間は2ヶ月で5回受けられるので、ボレーで手応え得られたら、1回か2回はまたストロークやボレー受けても良いかも。

疲れた。どうも、5月に焼山寺行って以来、足の疲労感が抜けない。先日も足が重くてボールに追いつけない。全力で走りきれない。歳のせいだろうか・・。