ボレーレッスン 呼吸を止めるな

7月に受けるのはボレーのレッスン。30年近くソフトテニスやってた人間にとってボレーは最大の鬼門。ソフトテニスでもコンチネンタルでボレーする時もあって、硬式始めた時はそれなりにできてた気もしたけど、数年経っても大して進歩せず。普段の練習でも最も練習しない。壁打ちでも壁相手ではどんなに練習してもうまくなった気がしない。

レッスン始まり。レッスン生が自分を入れて2人しかいないので練習し放題。ボレーのレッスンだけど、スライスショットに通じる要素が多いので、スライスでのミニラリーとストローク練習から。

「打つ時、呼吸止めてないですか?」と聞かれる。

はー、確かに。言われてみるとそんな気がする。特に緊張してる時。試合の始まってすぐとか。呼吸が止まると、打つ時もインパクトでラケットが止まりやすい。スライスは特に微妙なタッチでコントロールするので、ラケットがガッチリ止まるようなスイングにならないようにとのこと。なるほど。これはどのショットでも通じることかも。

あと、ミニラリーの時、フォアのスライスの時はテイクバックが若干小さいと。ミニラリーでも普通のラリーでもスイングの大きさは変えないように練習することが大事だと。ミニラリーだからと言って当てるだけのような小さなスイングでは練習のための練習のようなもの。

そんで、バックのスライスは横切りになってる。うまくするとサイドスピンがかかって横にバウンドさせられるけど、相手のボールが速いときは食い込まれやすい。飛んできた方向に押し出すように打つのが一番簡単。ふむふむ。

そしてボレー練習。へぼー。全然思ったように飛ばん。2対1で方向変えてボレーするんだけど、一向に狙ったところに行かん。でも、呼吸を止めず、ラケットも止めないように気をつけて練習した。ラインからだいぶ内側に置かれた目標を狙うが、バックは大分狙いから外れた。バックのスライスもそうだけど、狙ったところから大きく外れることが多く、試合ではコートど真ん中を狙うことしかできない。

でも、例えばジョコビッチはコート1m内側を狙って練習するらしい。試合でプレッシャーを感じた時はそれくらいの位置じゃないとびびって打てないだそうで。もちろん試合では追い込まれてラインギリギリ狙わざるえないこともあるけど、基本は余裕を持って狙って打てばいいと。

最後に何が練習したいのか聞かれたので、バックのハイボレーを要望。チャンスボールなのに安全に返すか、決めに行ってミスする事が多い。背中で打つイメージ、余裕がある時はステップして勢いをつける。ラケットを寝かせた状態から起こすような打ち方はしない。へぼー。チャンスボールなのにミスが多い。でも、良いボレーも打てた。

どんなショットもそうだけど、ボレーは特にボールから目を離さず、打った後もインパクトの位置を見て、打った感触でボールをどこに飛ばしたか感じるようにとのこと。それが一番難しいかもしれん。ソフトテニスの時は相手を見ながら打ったり、目線と違うところに打ったりしてたから。でも、硬式になるとボールの扱いに慣れてないせいもあってか、ミスショットが多い。意識して練習しないとな。

コーチは俺がちょくちょく試合出てるのを知ってたみたいで、前のシングルスの試合もちょっと見てたみたい。バックはスライス使わないのかと聞かれたけど、そんなのヘボいから使えないのに決まってます。トップスピンもヘボいけど、スライスに比べればまだましというだけ。今日も大分練習したけど不安定極まりなく、どこに飛ぶのかわからなかった。ただ、試合だと力んでスピンいっぱいかけようとしてたけど、今日練習した時は力抜いてゆっくり打ってもベースラインまで飛んだ。4Gソフトのせいかもしれないけど、ボレーもスライスもインパクトでがちんと当てて弾くのではなく、狙ったとこに置くようなイメージが良さそう。

あと、バック打つ時、テイクバックでラケットを支える左手の人差し指でラケット面に触れることで、ラケット面の方向がわかるとのこと。ガスケとかティエムとか。それいいな、と思ったんだけど問題有り。スライスとボレーはいいんだけど、トップスピンは厳しい。フォアもバックも同じ面で打ってるので、グリップエンド側から見ると、フォアからバックに握りかえる時は時計回りで握り変えてる。ガスケとかは反時計回りで握り変えてる。かなり感覚が違う・・・。

いっぱい練習できて、いっぱい教えてもらった。しかし、ボレーがうまくなった感覚はまだない。でも呼吸を止めないというのが地味ながら自分にとって一番効くような気がする。来週も頑張る。

練習後、誕生月だからということで、キーホルダーとコーチからの直筆メッセージ、インビテーションカードもらった。大変だなあ、コーチも。しかし、来月でやめるんだけど・・・。