ボールが飛んで来る所から始まっている

週末のシングルスの試合に備えて壁打ち。土曜日は練習できないかもしれないので、最後の練習になるかもしれない。壁相手にシングルスを想定しての練習を行った。

フォアに回り込んでアドサイドに打った後、スライスでストレートに返されるのを想定しての対策。

シングルスの試合に出ているくせに、コースを変えることが苦手であったことを思い出しての練習。

ボレーもコースを変えることが多いので、それも練習。

サーブはボールを突く所から始まっているつもりで、一定のリズムで打つ練習。

ストロークもボールが相手コートから飛んで来るところから始まっているつもりで、リズムよく打つ練習。


子供の頃、これまた壁相手に毎日野球して遊んでいた頃、ボールの投げ方とか考えたこと無く、当たり前のように投げていた。終いには投げてから捕るまで、どこまで目を閉じてできるかとかやってた。

部活で軟式テニス始めてからは野球で遊ぶことがほとんどなくなり、高校の体育でソフトボールの時。1塁へ悪送球したことがあった。すると、次はミスしないように考えだすと、逆にどうやって投げればいいのかわからなくなった。どんどんおかしくなった。指先をどうやって使うのかとか細かいことが気になって、でも考えるほどだめだった。

30過ぎて草野球始めても、しばらくおかしかったけど、テイクバック小さくして、肘から先を走らせて、顔の前でリリースするようになって問題なく投げられるようになった。そして、ようやく、ボールが転がってくるところから捕って投げてというのが一つの動作としてイメージできるようになった。ボールを追う、捕る、振りかぶって投げるというのが、一つ一つ区切って動作するのではなく、全部つながっている動作として。


そのことを思い出して、テニスのストロークも、ボールが飛んできているときから打ち終わるまでを一つの動作として動けるはずと思い、あまり細かいことを気にせず練習した。力むとテイクバックが高い位置で止まって、上からボールを叩いてミスすることが多いので、テイクバックで固まらずリズムよく打てるように練習した。

しかし、まさかの週末台風直撃予想。さすがに台風の中やるということはないだろうなあ・・。