丈六寺 またいつか

前から奥さんが丈六寺に行きたいと言ってたので、ちょっと寄ってみた。 しかし、改修工事中。 三門。徳島県下最古の建造物だそうで。 image

本堂。こちらは江戸時代。 image 敷地内は広い。 image image 紅葉でも有名なところらしいけど、ややシーズン終わり気味な感じ。でも、室町時代から残る建物は見ごたえある。お遍路の札所は長宗我部の兵火や他の火災で多くが焼け落ちたけど、それらの札所の建物と比べると雰囲気とか何か違うことを感じる。 観音堂。木造の聖観世音菩薩坐像は修復のため奈良のどこかに移されていて、ここには今いらっしゃらない。 image image 立派で大きなお墓が多くあり、室町時代守護大名細川氏や蜂須賀家の家老などの一門の方々らしい。 image image 誰が誰に語りかけているのか考えさせられる・・・。 image 徳雲院という建物で見られる血天井。最初見た時、まじ、びびった。手形みたいなのが結構たくさん見える。長宗我部が阿波侵攻の際、武将をだまし討にしたときの血糊の手形が残っているという伝説の天井。その時は床の木材だったのを、わざわざこの建物の天井の材料にしている。なんで、本当に、「わざわざ」そんなことしたのだろうか。供養のためだろうか。中には仏様が祀られていた。武将の無念を慰めていただくよう手を合わせずにはいられない。 image image もう少し早く来ればよかったと思う点が多々あったが、非常に風情のある良いお寺だ。 image image image image image image また、いつか立ち寄ってみたい。