肘治らず

残念がながら、テニス練習後の日曜日夜からおかしくなった肘は、今日になっても治らず、伸びないまま曲がらないまま・・・・。すぐ治るのではという淡い期待は裏切られた。一昨年なった時ほどひどくはない。あの時は肘を伸ばして骨が当たるとズキッという痛みが続いたけど、今回その痛みはない。限界以上に曲げたり伸ばそうとすると痛い。可動制限もあの時ほどでは無いけど、180度は伸びず、曲げても指先は肩にちょっと届かない状態。

前回は病院行ってMRIも撮ったけど、今回は行ってない。どうせ同じ理由だし、前回もまともな治療はしてないし。ただ、まあ、一応なんかやっておこうかと考えて、接骨院に行ってみることにした。今までは接骨院整骨院カイロプラクティックは胡散臭いところもあって、あまり信用してなかったこともあり、行ったことがなかった。今回はダメ元でどんなもんか行ってみようかと。

母親に聞いて家の近くに行ってみた。狭い待合場所に、えらいたくさん人がいる。受付するとすぐに呼ばれて入る。中で施術している人が挨拶してくる。びびってこちらも挨拶し返す。

症状の問診があってまずは電気治療。右肘にいろんなパターンで電気がシビシビと流れてくる。次、ウォーターベッドのようなものの上に寝ると、肩たたき椅子のような感じで足から肩までマッサージされる。これはなんか関係あるのか?

「待合室で待っててください。」

終わった。ま、こんなもんだろうな。筋肉系の故障じゃないので、接骨院でできること無いよな。座って待ってる。まだまだ人が入ってくる。そんなにみんな体痛いのか?そんなに評判いいのか、この接骨院は?

しばらくするとまた呼ばれた。あれ?終わりじゃなかったの?

終わりじゃなかった。さっきのはウォーミングアップのようなもので、これが本格的な施術だった。右肘中心に腕全体の筋肉を丹念に探って押したりさすったり揉んだりしてくれる。触っていたいというところは殆どない。若干、肘外側の筋肉が張ってて痛い気がする。最後にキネシオテープでテーピングされて終わった。

しかし、やっぱり特に際立って改善するわけでもなく。少し伸ばすのが楽になった気がしないでもない。ま、しょうがない。よく言うテニス肘の症状ではない。おそらく今回も軟骨が傷んで炎症起こして、その周りの筋肉や靭帯も炎症が及んでるのだろう。一生懸命施術してくれた人に申し訳ない気持ちになった。外科的にできることはなく、安静にするしか無い。またしばらくテニスも野球も釣りもできまい。

費用は想像してたより安かった。初診料込みで1200円ちょい。施術だけだったら数百円。

どっちかというと鍼の方が良いかな。腰のヘルニアになった時、一番効果があったのは鍼だった。鍼で椎間板が整復することはないけど、炎症の起きた腰回りの筋肉がすごく改善した。しかし、専門の所でやると数千円はかかる。

前ほど深刻では無いけど、治ってもその後の再発が怖い。前回は野球の素振りのしすぎが原因だったけど、今回は純粋にテニスのみ。それも、普通にやってただけ。ダブルスなので打つ回数も少なかったのに。前回の故障で完治せず弱くなってることは間違いが、今まで「普通」と思ってたことで再発してしまったことが今後の不安。肘に負担がかからないようにフォームとか道具を変えざる得ない。

ちょっとラケットを振ってみたら、サーブで痛いのは前回と一緒なのに加え、フォアハンドも痛いのが意外。どうもプロネーションの動作で痛いみたい。去年夏にガーデンレッスンで腕伸ばして打つフォアハンドのフォームを教わって良くなりつつあったけど、これがまずかったのだろうか?確かに肘を伸ばしてるので、インパクトの時に肘がやや響く感じはあったけど。寒かった中で繰り返し打ってダメージがあったのだろうか?そして、インパクトの形を維持しつつプロネーションでフォロースルー。でも、この肘がひねる動きの時が痛い。

この打ち方を変えるとなると、また迷走することになりそう。肘を曲げる以前の打ち方では、またミスの山だし、どうしたらいいのかわからない。サーブでプロネーションが使えないと困る。肘じゃなく肩を支点にするような感じで打てばいいのだろうか?

ストリングもポリをやめざる得ないかな。元々ナチュラルを試そうかと思ってたところだったので、ちょうど良いタイミングではあるけど。ただ、4月の試合に合わせて3月に張り替えるつもりだったけど、2月頭の試合のために早めることになりそう。試合できるかどうかわからないけど、前回の時もなんだかんだでやったしな。シングルスなので手を抜いても途中で棄権しても問題なし。

とりあえず肘を治さんことにはね。安静第一。利き腕なんでどうしても使ってしまって難しいけど。とりあえず、王子神社に参拝して必勝お守り買った。早く良くなりますように。

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