テニスって簡単

先週の試合の直前に衝動買いしたマイケル・チャン著の「超一流のメンタル」。この本には付属でDVDがついてて、多分WOWOWで放送してたマイケル・チャンのテニス塾が収録されている。

これが意外に面白くて、何回か繰り返して見てしまった。本当に基本的なことをシンプルにレッスンしてくれる内容だけど、普段の練習にしろ、試合にしろできてないことが多いなあと思った。

「足を動かしてボールは同じところで打つこと。そうしないといろんなボールを打つ練習をしないといけない。」

言われてみればそうです。いろんなボールを打つ練習をしてました。そのため、練習も試合も余裕があるのに高すぎたり、低すぎたり、前すぎる打点で打とうとしていた。まず、一番打ちやすい打点で打つこと優先に足を動かさなければ。昔は当たり前のようにやっていたことが、硬式を独学で始めて打ち方のことばっかり考えてた。サーブもトスを安定して同じところにあげるようにと。じゃないと、いろんな打ち方を練習することになるからと。

フォアもバックもシンプルに引いて体の前でしっかり当てること。バックは両手打ちの説明しか無かったけど、引いて打つだけ。何も難しいことしてない。俺にもできそうじゃん。

スピンの説明では肘を使ってスピンをかけてはいけないとの説明。アマチュアがみんなこれで苦労していると。見た目はかっこいいかもしれないけど、怪我をしてしまうと。俺のこと?

本当に基本的な説明ばかりだけど、まずこれができなければ応用もへったくれもなく、試合では間違いなく勝てないだろう。


で、これを見ると体が疼き、新しいラケットを使ってみたいのもあって、壁打ちに行った。先週の試合でもストロークはほとんど気にならなかったので大丈夫でしょう。肘の負担を下げるために、肘を少し曲げて打つフォア。そして、バックハンドの感覚を知りたくて。

おや?なんか大人たちがいっぱい集まって試合してるな?なんか試合あったっけ?なんかどっかで見たような人もいるし。ま、いっか。おずおずと打ってみる。

パイーン。

かってー。すごい硬い。周りの人と明らかに違う打球音。ナチュラルを張ってるにもかかわらずなんて硬さだ。テンションが強いのか?しなりが特徴のRevo CX2.0 LS。のはずだが、全力で打てないせいもあってかしなりは感じない。テンション強+軽量薄ビーム+雪もちらつく寒さ、のせいか、とにかく硬い。ボールが重い。やっぱり、ちょっと重り足さないとだめかな?肘が治ってみないとわからないけど、相手のボール以前に、自分のスイングスピードの衝撃で面がぶれそうな気がする。

肘を伸ばして打つ片手バックのほうが衝撃をより感じる。当てるだけだとコントロール出来ない。ある程度強く振って強くボールにぶつけないと、スピンもかけられないしラケットに乗らない。でも肘痛い。先週の試合はあまりバック打たなかったから気が付かなかった。ちなみにマイケル・チャンのレッスンで簡単に打てそうな気がした両手打ちやってみる。全然、飛ばん。ひょろひょろ。スイングスピードが全く上がらない。一応、素振りはやってたんだけど・・・。

打ってたら、隣の人が声かけてくれた。お知り合いの人だった。やっぱり試合だったみたい。いやだね、こんな寒くて風の強い中試合するのは。メルカリで同じシリーズのラケットを2本も買ってた。しかも俺のより安く。負けた。

5分位でやめるつもりが10分以上やってしまった。なんか肘痛い。先週1試合やったときよりも。ナチュラルなのに振動止つけておけば良かった。

テンションの変化の様子。殆ど打ってないが、張り上げ後、約2週間で6%減。ナチュラルと言えど、まあこんなもんですかね。
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ちなみにポリの4G ソフトはこんな感じ。赤が直近だが、夏場に張った青色のものと比べると低下率がかなり低い。同じストリングなのに、この差はなんだろう?トニックプラスより落ちてない。張り方?寒さ?このアプリの性能がこんなもん?
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