マラソン反省会

ラソンが終わって一週間。太ももの筋肉痛はほとんど治ったが、痛めた足は相変わらずで、びっこ引いて歩いている。本来ならテニスにでも行くのだが、階段で1段ずつしか上り下りできない状況。本番前に練習したとき、足首の痛みは数日すれば無くなってたけど、フルマラソン走った後の今はまだ痛い。痛いながらも、なんとなくましになり始めたかな?という感じ。

左膝の方も変わりなし。右足首より、むしろこちらの方がひどい。膝を曲げて体重をかけるとズキッと痛みが走り、これのせいで階段がつらい状況。右足をかばいつつ、O脚のせいで膝の内側の負担が大きくなったのだろうか。

こんないつ治ってテニスできるのかわからない状況だけど、不思議と故障をするほど無理してまで完走した後悔は無い。走る前からこうなることはある程度覚悟してたし、制限時間に間に合わないと諦めた瞬間はあるけど、自分から走ることを諦めなかったことに、まだそれくらいの精神力は残っていたのだと感心している気分。

それとは逆に、あまりにもひどい走りだったことは後悔している。タイムは6時間を大きく超えてしまい、普通のマラソン大会なら制限時間切れとなっている。故障がなければ、もう少しましだったかもしれない。でも、仮にそうだとしても、それとは関係なく折り返し後は足が前に出なくなってたとは思う。

ランネットすごい。大会結果が勝手に登録されている。タイムは応援Naviでわかってたけど、順位も出ている。それによると種目別順位が7700番位で、総合が8300番位。種目別というのは多分、一般男子のこと。総合順位は新聞で見た順位だな。しかし、全体がそれぞれ、8150、8782となっている。はて?完走者は11000人位だったのでは?8000というのはどういうことでしょう?サポートランナーとかがそんなにいたとうこと?まあ、自分の後ろに2000人もいるとは思えてなかったので、こちらの方が妥当な気はする。

ランネットでもっと驚いたのはランフォトというサービス。レース中、写真を撮ってるのは気づいてたが、1万人を超えるランナーの写真を撮ったところで、本人が自分の写真を見つけられるのか不思議で、無理だと思ってた。
ところが、ランネットで自分の写真を見るサービスがある。35kmとゴール地点での写真が並んでて、本当にそこに自分が写った写真が勝手にピックアップされている。写ってない写真もあるけど、びっくり。
理屈は通過タイム前後の写真を並べているだけという単純なもの。それでも感動。俺ならこんなアイデアも出ない。作ることはできるかもしれないけど、改めて感動。

で、せっかく写ってるんだけど、苦しくて下むいてる写真ばっかりだった・・・。

一応、タイムを図れるよう、釣りに使うデジタルウォッチと、普段も身に着けている安物スマートウォッチを持っていた。本当は解約済みのiPhone5sでArgusを使って最後まで行きたかったが、バッテリーが10km位の地点で無くなり意味をなさなくなった。


デジタルウォッチの方はストップウォッチのモードで使っていたが、スタートラインを超えるのに10分以上かかっててラップタイムが測りにくく、どれくらいのペースで走ってるのかよくわからなかった。後半は関門の制限時間が気になったため、普通の時刻表示に戻して使ってた。
スマートウォッチの方は屋外だと輝度が弱くて時刻さえ読めず。
結局、どちらもランニング中のタイム確認には使いにくい。日々ランニングする人は良い時計が欲しいところだろう。

3月中旬というのは気温としては丁度よいかもしれないが、朝と昼の寒暖差が大きい。朝は寒かったが、10km過ぎたあたりでは暑くなって上着を脱ごうと思ってた。ところが、しばらくして冷たい風雨に叩かれることになり、低体温症の人が出てくる状況になった。長い時間走る一般ランナーとしては難しい天気。俺としては4月入ってからか、もしくは2月の方がありがたい。

エネルギー補給のために、ちょっと値段が高いゼリーとかを持っていたが、どれほど効果があったのだろう?定期的に摂っていたが、12時頃にはお腹空いて、エイドでバナナとパンもらって食べた。でも、体温が上がらなかったせいか、思ったほど消化できなかったようで、後半は少々胃が苦しくなってた。遅いランナーはいろんなことに気を遣わないといけない。

レースの最終盤、私設エイドで飲み物もらったらコーラだった。マラソンにコーラ・・・。これはどういう意味が?予想通り、うぷうぷ言いながら走ることに・・・。

せっかく買ったランニングシューズ。使いみちが無くなったが、今後もときどき走ろうと思う。テニスの試合でしょっちゅう足をつるので、鍛えないといけない。筋肉痛が回復してきたところ、太ももがなんか太くなった気がしてる。特にハムストリングが。やっぱり走って鍛えないと。でも、テニスで最初につるのは下肢なんだけど。何が違うんだろう?

レース開始前、開始中、レース後。すべての場面で運営に携わってくれた人たち。改めてありがとうございます。こんなど素人が最後までたどり着けて家に帰られたのは皆さんのおかげです。

1位になった人だけでなく、サブ3を達成したランナーだけでなく、完走したランナー、完走できなかったランナーだけでなく、ボランティアや運営に携わった人も、みんなそれぞれドラマが有り、みんなが主役になる大会だと思う。ありがとうございました。これからも長く続けられる大会となりますように。そして、さようなら。