土踏まず周辺が痛くて週末はテニスの練習もお休み。10km走るのにぎりぎりの体力、その後の太ももの強烈な筋肉痛、そして足裏痛。本当に完走できるイメージが無くなってしまった。
先週の10km走はするべきだったのか、もしくはやめておくべきだったのか、と聞かれれば、やってよかったと答える。ぶっつけ本番で行けば、まず間違いなく完走できなかっただろうと今思う。それだけのことを学習できた。問題は10kmも走るべきではなかった。5kmくらいでやめておけば、故障もせず、準備をして本番に臨めたと思う。人間は、過去の他人の出来事から学習できる生き物だが、大体の場合、自分で一通り体験して失敗しないと、ほんとうの意味で学習できない。だから何度も戦争なんかを起こす。
足の故障はおそらく本番までに治まると思う。しかし、走ればどこかで再発する可能性もかなりある。ランニングシューズ一応買ったし、あとできることは、サポーターやテーピングで補強して、ランニングフォームを見直すくらい。しかし、ただ走るだけの動作を改善するのは素人には簡単ではない。むしろ考えすぎることで余計おかしくなる可能性が高い。
足底筋膜症。足裏の痛みで調べるとこんな名前が見つかった。なかなか手ごわい故障のようだ。テニスや野球でこんな経験はなかった。普通に走ればかかと着地で、今の足だと痛い。かかとつけずにつま先付近で着地すると痛くない。今でも軽くなら走れる。しかし、右足だけそんな動きで最後まで走れるわけがない。
東京マラソンテレビで見てたが、トップランナーが走ってるのを見ると、同じ距離を走る一般ランナーとは全然違うスポーツだな。前者は当然スピードを上げてタイムを少しでも縮めようとするけど、後者はいかに省エネで走り切るか。もちろんタイムは大きな目標ではあるだろうけど、まずは走り切るということが大事で、それができなければタイムも無い。
それにしても、あれだけ全力で走ってるのに低体温症って怖いな。体温まらないのかな？たしかに、先週走ったとき気がついたら手先が冷え切ってて少しびっくりしたけど。もう、何が起きるのかわからない。
