月例シングルスの試合 なめてました

毎月恒例、所属クラブによるローカルシングルスの試合。最近調子いいし、今日は優勝だな。

クラブに着くと・・・あれ?県の試合でよく会う人がいる。前の仕事でお客さんだった人だ。なぜここに?え?試合に出る?なんでまた?

来月、コロナのせいで中止が続いてた、県のシングルスの試合が久々に開催される。それの前哨戦的に参加とのこと。そうかー、これは急激に面白い試合になりそうだな。

お連れの人もいるそうで。どうも、はじめまして。え?初めてじゃない?何年か前にガーデンに通ってたときに一緒にやってた?そうでしたっけ?女の人が多かったイメージがあるんだけど。

え?このブログを読んでる?そんな稀有な人は、いつもお世話になってるONSさんに続いて二人目だ。

ちなみに、テニスの更新回数が一番多いが、自分としては釣りと花ペットがメインなのであしからず。

今日持ってきたラケットはCX200とピュアドライブ2018。ピュアドライブ2015はTRIAXに張替えに出している。飛びすぎて困ってたCX200だが、振動止めをつけてどうなるのか見極める。

今日は9人でトーナメント。初戦だけ8ゲームプロセットでノーアド。にぎやかになりそうだ。

2回戦

強打のレディが初戦の相手。最近ずっと当たってるな。前回はG5-0から3つまくられたからな。油断ならない。

自分のサーブは無難にキープして、相手のサーブでノーアドになるけど全部取っていってG7-0。さすがにここまで来れば安心だろ。

1ゲーム取られたけど、サーブキープしてG8-1で勝利。

強烈なストロークとサーブでやられたけど単発で、ミスの方が多かったので、こちらはリスクを犯す必要なく終わった。ただ、バックのスライスが殆ど入らないのが懸念。

準決勝

これまだ強打の男性が相手。2年くらい前に1回やった気がする。振っては来るが、ミスが多いので、ま、勝てるだろ。

相手サーブから。最初から速いがダブルフォールトが多くブレーク。自分のサーブは0-30から逆転してキープ。次のゲームはノーアドで強烈にリターンを見舞ってブレーク。G3-0。な、勝てるだろ。

しかし、ここから沼にハマる。

自分のサーブでダブルフォールトを連発。ここまで何の問題もなかったサーブが、このミスをきっかけにおかしくなる。

G2-3となり、次のサービスゲームでまたもダブルフォールト連発でG3-3。

これで相手が完全に息を吹き返した。相手がセカンドでも思いっきりサーブを打ってきて、それがまた入る。コースはほぼフォアにしか来ないけど、なんせ力任せに打ってくるのが入るので返すことができない。さらに、こちらの調子のおかしくなって入れに行かざる得ないサーブを強打してこられて返せない。G4-5と王手をかけられる。

ラケットをポリを張っているピュアドライブ2018に交換する。CX200を使ってたが、振動止めをつけてたけど飛びすぎる感じがして、特にサーブの制御がきかないので変えた。

自分のサーブ。若干だが、ましになって、とりあえず入れることはできる。今日はフォアが調子いいので、なんとかラリーで持ちこたえキープ。

G5-6とまたリードされるけど自分もキープしてG6-6。今までならブレークされて終わるところ、2ゲーム持ちこたえた。

タイブレーク。いきなり0-4。やっぱりびびりサーブが足を引っ張って、ストロークもびびってしまう。相変わらずバックのスライスが入らない。2ポイント返したが2-5となる。

ここから粘って5-5と追いつき、さらに6-5と逆転。マッチポイント。しかし、取り切れない。ここから一進一退。お互いなんどもマッチポイントを握るが、取れない。俺はチャンスボールを何度もミスしてしまう。インドアコートだったが、夕暮れの日差しが入ってきてすごい見にくい。

9-9から相手の強打をフォアのスライスでしのごうとしたが暴発。9-10。相手のセカンドサーブ。強打に備えてたが、入れに来た緩いサーブにタイミングが狂ってネット。タイブレーク9-11で負け。

あー、くやしいなー。中盤の自滅から簡単に終わりはしなかったけど、サーブに足を引っ張られて全体的に調子がおかしくなってしまった。勝てる試合を落としてしまう典型的なパターン。

3位決定戦

今日、友だちになったKSMさんが相手。最初、体調が悪いから見学だけと言ってたが、そんな気張った試合じゃないからと言って参戦。しかし、初戦から8ゲームのタイブレークやってて体調を心配してたが、無事の模様。

練習も試合もプレーの記憶が無いので、どんな選手なのかわからないが、この前の試合で元お客さんのSNOさんとはG1-6で負けたのこと。まあ、体調も良くないみたいだし、勝てるだろ。

と、思ったら、始まってすぐにその認識の甘さを打ちのめされる。前の試合で強力サーブにさらされてて、タイミングが合わなかったのもあるが、サーブがコースを突いて的確に入ってきて返せない。簡単にキープされる。やべー。強いじゃん。

自分のサーブ。試合を待ってる間、調子に乗って初戦のレディとかにサーブはこうしたらいいとか言ってた。ところが前の試合で自分がズベレフ以下のヘボサーブを打ってしまい反省していた。この試合前に何が悪かったのか考えてた。多分、小手先でスピンをかけようとしてた。腕全体、体全体でサーブを打つように意識した。フォームに流れを作るために、体の横向きを維持して右足をステップしてみた。

これで一気に感覚が良くなった。さくさくサーブが入る。ストロークにミスが出て先行されたが、なんとかしのいでポイント取れてキープ。G1-1。

この後も似たような展開が続き、お互いサーブキープでG3-3まで進む。なんかシングルスの試合っぽいな。

この間、ストロークの調子が上がってきた。フォアはもともと良かったが、リズム良くなった分さらに振れるようになった。ラケットも飛びすぎると思ってたCX200で問題なく打てている。

バックのスライスも入るようになった。しかも低く伸びるスライスが。前の試合まで、体を前に回す力で飛ばそうとしてておかしくなってるのに気づいた。横向きのままで腕のスイングだけで打ったら良くなった。目線が打球から離れるのが気になるが、ボールは明らかに伸びていった。攻められても五分で返せるようになった。

相手サーブ。ようやくタイミングが合ってきてレシーブが変える。ラリーでも余裕が出てきたことで、相手のミスが出てきてブレーク成功。

自分のサーブは調子を維持して、復調した久々の全力スマッシュも決まってキープ。G5-3。

相手サーブ。30-30。サーブで相手がネットに出てきたのが見えた。展開に行き詰まりネットで勝負に来たか。フォアのリターンがダウン・ザ・ラインに決まる。マジで狙って入った。40-30。

セカンドサーブからネットに来た。しかし、ここもフォアのリターンがクロスに炸裂。相手のボレーミスを誘い、G6-3で勝った。

KSMさん悔しそうだが、俺は良いプレーを出せた。最後の2本は1歩も動かないで打てるコースだったのに助けられた。

3位か。今年はほぼ毎月出て優勝は1回。なかなか優勝できんな。

ストロークは、もうこんなもんかな。これ以上良くはならないだろう。まだへんなミスはあるのだけど、ラリーを続けて時折ウィナーを出すレベルまで来た。今年、子供や奥さんと軟式の練習をやって、やっぱり俺はこれなんだと思った。もう、硬式用のフォームとかどうでもいい。動画を見てもやっぱりへんなフォームだが、軟式打ちが俺の生きる道。

バックも軟式打ち。振り切ったトップスピンが入った。3球くらい。ほとんどフォアで打ってたし、相変わらず余裕があって打点が体に近いときしか打てないのだが、まあ、いいでしょう。パッシングで打てたのが自信になった。

バックのスライスとサーブで躓いたが、だめなところに気づいて、最後の試合で矯正できたのは良かった。次からは最初から打てるようにしなければいけない。

ボレーはヘボかった。入ればラッキー。コースを狙うなんてとんでもないという感じ。ダブルスと違って、後ろから前に移動する中で打つファーストボレーがまずだめすぎて、自殺行為レベルから抜け出せない。しかし、普段の練習あ壁相手では、試合で本気で打ってくるレベルのボレー練習はできんしな。こればっかりは独自練習ではレベルが上げられない。

筋肉体操始めて1年経って、一応パワーアップしてると思うのだが、打球にそれが反映されてる感が全く無い。やっぱりテニスは力ではないのか?単に、力入れて打つことができてないのか?

今日は相手バックを狙うことをテーマにやってた。やっぱり、いくら得意という人でも、フォアに比べればレベルが落ちることが多い。バック中心で展開して、時を見てフォアを攻める。まずはこの基本パターンをしっかり作りたい。

最近、タイガー・ウッズは相手のパットが入ることを願っているという逸話を知った。外せば自分の優勝が決まるという場面で、相手のパットが入ることを。相手のミスで勝つのではなく、最高の相手に自分の力で勝つのだという。それ大事よね。

ということで、俺も今日そういう気持ちでやってみた。

しかし、できなかった。

2試合目、きつい展開で相手のダブルフォールトが出ることを期待してた。あれだけ多けりゃ、そりゃ期待しちゃうでしょ。でも、自分のプレーが良くなかったので、勝手にポイントが転がり込んでくることをいつのまにか期待してた。思うだけのなんちゃってメンタルだった。これは真に強いメンタルがなければできることではないとわかった。

勝戦、元お客のSNOさんの相手となるはずだった、俺が負けた相手が用事があって帰ってしまった。それで代わりにかつてニックボロテリーアカデミーにも入ったことがあるというコーチとのエキシビジョン。

G6-1。つえー。SNOさんもよく返してたが、やっぱ俺たちとは次元が違うみたい。前も見たことあるけど、サーブにしろストロークにしろ全然、全力感がないのに威力があってコースが激きつ。打球の質とか軌道もなんか違ってて、横から見てるとアウトになるかと思ったのが余裕で入ってたりする。いわゆるエッグボールみたいにスピンがかかりまくりというふうにも見えないのだけど。

サーブってどれくらの力の割合で打ってるんですか?って聞いたら7~8割だって。そうかなー。5~6割くらにしか見えないんだけど。力もそうだけど気持ちも7~8割だって。全てを出し切ろうとするとおかしくなるって。そうかー。たしかに8割位でとかはよく思うけど、気持ちも8割は無かったな。10割だよ。いつもサーブだけでポイントできないか考えてる。それが自滅の入り口なのかもな。

KSMさんはストロークのときに、足はばたばたしてないし、全然打点のズレがないって言ってた。たしかに、言われてみれば。左右に振られても必死感が無い。

コーチはただ自分の打点に入って、ボールがそこに来るのを待って、来たら振るだけ、みたいな感じの事を言ってた。わかったような、わからんような。ただ、確かに俺なんかは打点が低いときはこんな打ち方、高いときはこうして、みたいに、いろんなフォームで打つことを考えてる気がする。コーチは基本的にベースラインから下がらない。深いボールはライジングで打つ。浅いボールは当然前に動く。しかし、いつでも同じフォームで打ってるように見える。だからといって、凡人が真似してできることではないことだけは理解できる・・。

最後に、良いボール打ったら良いボール打ち返されるだって。相手に良いボール打たれたら、その前に良いボール打ってる証拠だって。それはわかる気がする。軟式やってる時、そう感じることがあった。相手が強いほど自分も強くなるような。硬式でその境地に行けることは、まあ、ないだろうなあ・・・。

調子悪いときにポリに逃げたが、自分がちゃんと打ってればナチュラルストリングでも大丈夫ってわかった。来週、シングルスの練習に誘われて、そこでナイロンマルチとポリの混合ストリングTREIAXを試してみるが、まずは自分だな。

今日の景品。これまたド派手な色だな。服装規定適合製品て書いてるので、試合用と思われるが、おじさんには恥ずかしい。

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今日はおじさんには優しい天候でやりやすかった。思わぬゲストがいて、いろいろ話ができてよかった。来月から県の試合始まるけど、良い練習になった。また筋肉体操頑張らないと。