弱いことを認識する

シングルス仲間の先輩に誘われて二人で練習。といっても試合するだけ。すごい寒いけど天気はよく風はあるけど許容範囲内といったところ。

 

最近、BREAK BACKという漫画をKINDLEで読んでいた。以前、マンガアプリで無料で読んでて、面白かったなーと思って終わってた。最近、ふと思い出して買って読んでた。

そこにメガネくんがいるのだが、テイクバックで脇の角度は45度、肘の角度は135度とか完璧なフォームを研究してるくせに打つボールはからっきし。試合には1回も勝ったことないとかどうしようもないやつだなと嘲笑していたが、よく考えたらこれ俺のことじゃないかと気づいた。これは笑えない。

ずっと読んでて、ダブルスより考えることが多くてよっぽど難しい気がしてきた。技術・体力より頭の方がついていけてないのでは。そんなことに今頃気づいたような感じ。

なんにしても、プロのような理想のフルスイングを目指してずっとやってたが、自分のできることできないことを認識して、その範囲で最大限勝てる方法を考えていかないと勝てるはずがないよなと。そして、俺の持っているものはどうしようもなく大したものではないことを理解した。

 

そんなことを念頭にいつもの練習試合。最初だけ1セット、あとは4ゲーム先取のタイブレークありで

6-4

4-5(タイブレーク2-7)

4-4(時間切れ)

 

五分で終わった。いつもは出だしの試合で必ず負け、あとは運良ければ勝てるくらいの感じなので、最初の試合を結果的に勝てたのは良かった。漫画読んで、できもしない強打を控えたので少しリズムを掴んだ。でも、途中でやっぱりぶれてしまい、大崩れしかけて、また持ち直すというのを繰り返した感じ。なかなか思ったようにはいかないもの。

 

動画を見た感じ、フォアは腕と体がうまく連動してるときは無理なくミスもなく打てている。腕だけでどうにかしようとすると、かすったり暴発したりとコントロールできてない。練習中もいちおう頭にはあったのだが、ただ、体を意識して使おうとすると、それはそれでおかしくなったりと、よくわからない。

 

バックはここ半年くらいイースタンで打ってて徐々に良くなってる感はあったけど、急に打ち方わからなくことも多々あった。特にネットに来られてパッシングを打とうとすると手首がパニック状態。やっぱり焦ると軟式打ちの手首を背屈する形が出てきてしまう。それで途中からセミエスタンくらいの厚い形にしてみたところ、まあまあうまくいった。どっちがいいのかなー。そりゃ無意識でうまく打てる方がいいんだろうけど

 

ファーストサーブがいまいち。確率、威力、コースいずれもそこそこ。リズムと打点の良いところが見つからない。セカンドはスピンかけるだけじゃなく体をしっかり前向けてしっかり前に押すことも意識して、ダブルフォールト1本に抑えた。でも押してる割に威力は無し。

ただ、前回の練習で1本もなかったサービスエースが今回は3本。130のハリケーンに変えて威力なくなったと思ってた。威力はないが、ワイドのサービスラインを横切るとことセンターTのところと、コースに決まればエースになる。フラットの威力求めると面がブレる。力抜いて自然に振り切れるところを見つけたい。

ボレーはへぼかった。イージーボールをイージーにミス。かと思えばすごい良いのもあったり。使い物にならない。

 

こんな調子なので、ちょっと際どいところ狙ったらミスするし、無難に安全にしか打てず、戦略とか夢のまた夢。得点パターンとかもなし。敢えて言うとすれば、ただミスしないように続けるのが今できる戦略。

 

こんな俺がちょっと大きい試合に申し込んでて、会う人みんなが「出るんだね」って言ってくる。いいんじゃねーの、出るだけなら。嘲笑の的になるならなったで、いつものことだし。ただ、2セットマッチだからより悲惨な目に会うことにはなるが。みんなもっと出りゃいいのに。

情けないけど、漫画読んで勉強するわー。