vProでリモートから電源ON

ああ、今日はやばいなー、とか週末呼び出されるかもなー、と思うとき、会社のパソコンをつけっぱなしにして家に帰る。で、本当に仕事しないといけないとき、家のパソコンからGoogleリモートデスクトップとか使って会社のパソコンに接続する。過去、数えるくらいしかないけど、実際それでトラブル対応とかしたことある。

 

大体のことは家のパソコンだけでもできる。本番環境とかもVPNからなら接続できる。しかし、VisualStudioみたいな高いソフトは持ってないし、仕事をするとなると会社のパソコンに環境が揃ってるので、やっぱり会社のパソコン使いたい。

ノートPCなので毎日持って帰る選択肢もあるが、よくわからないが富士通のビジネス用と思われる型式で、光学ドライブついてないくせに分厚く、無駄にでかいくせにテンキーついてなくて、USB端子とかも少なくて、CPUファンの音がうるさく、そして重い。とても持ち歩きたくないパソコン。

 

最近、何かのきっかけで以下のページを見た。

【Intel vPro レビュー:第2回】PCの電源をリモートでオン!……はあっさり成功 - INTERNET Watch[Sponsored] (impress.co.jp)

 

なんでも、リモートから電源がONにできると。これならパソコンの電源を切って帰っても、家から電源入れて接続できる。昔からWake On LANという技術があるけど、とにかく難しいということで試したこともなかった。しかし、上記のページだといかにも簡単できるという説明。

操作される側のパソコンがvProを搭載している必要がある。Intelが提供している機能だそうだ。ふーん、と会社のPCを見てみると、「vPro」のロゴのシールが貼ってあるではないか。ちょっと試してみることにした。

 

まず、家のPCにVPN設定して、社内のLANにある自分の会社PCにつなげるようにする。

会社PCのLANケーブルは本体のNICに挿す。USBの外付けLANもるのだけど、基本的に本体LANを使う必要があるみたい。

 

そして、操作される側とする側のPCの設定。

設定方法は以下のページの説明どおり。どちらかというとパソコン工房の方の説明がわかりやすかった。

【Intel vPro レビュー:第1回】リモートワークにvProを活用!個人で環境を作ってみた - INTERNET Watch[Sponsored] (impress.co.jp)

インテル vPro プラットフォームのセットアップ方法 | パソコン工房 NEXMAG (pc-koubou.jp)

 

会社のPCでBIOSの設定をする。ちなみにLIFEBOOKのBIOS起動は、電源入れああとF2キーを押し続ける、だった。Intel Management Engine(略してIME)設定がそれ。

 

Intel ME セットアップをEnterとして、もう一回再起動すると、IMEの設定に入れるというわかりにくさ。そのときの再起動はF2押さなくてもよい。

 

手順は他のわかりやすいサイトでされてて、ここで同じこと書いても意味ないので、自分が特に注意してやったことだけ書いておく。

 

ほとんどデフォルトのままだけど、変えたのはネットワーク設定。

パスワード通した後、Intel AMT Configuration→Network Setup→TCP/IP Settings→Wired LAN IPV4 Configurationと選択していくと

 

以下の画面になる。ここでDHCP ModeをDisabledに変えて、下にあるIPやサブネットマスク、デフォルトゲートウエイ、DNSを、LANケーブル挿しているNICと同じ値に変更する。

 

DHCPがEnabledではだめだった。ここに本体PCと同じネットワーク設定にすることで接続できるようになった。

別のIPとかでもいいらしいけど、勝手に空きIPを使うことは会社の管理上できない。vProの仕組み上、IMEに割り当てるIPアドレスは実際にLANの通信で使われるIPアドレスとは別物で、仮に他のPCのIPアドレスと同じ物を設定しても大丈夫な気がしないでもないが、無駄に余計なことはしないに限る。

あと、本体PCがDHCPだったらどうしたらいいのかわからない。FQDN設定できるところもあるので、それで認識できるかもしれない。

 

操作する側の自宅PCには、操作用のソフトをインストールする。Manageability Commanderインストールした後、そのインストール先フォルダにelectron-v8.5.5-win32-ia32を解凍したファイルをコピーする。これも先のパソコン工房の説明サイトのまま。

 

Manageability Commanderで操作したいPCを登録して、VPN接続して、Connectボタンクリック。

UserNameは「admin」、Passwordは会社PCのBIOSIMEで設定したパスワード。

 

接続成功するとこんな画面に。何か設定が合っていないと、ここで詰まることになる。

一番上のPowerの行の青文字で「Soft off・・・」と書かれているところをクリック。左のメニューのRemote Desktopで開く画面のPower Actionsというボタンクリックでも同じ。

 

Power Upが選択された状態でOKクリック。これで電源ON。

 

本当に電源入った。ちょっと感動した。これで心置きなく会社のPCの電源を切って帰ることができる。

 

vProは電源Onだけじゃなく、かなりいろいろできるらしい。リモートでBIOSの設定ができるとか驚きだ。応用的な使い方はInternet Watchの説明が面白そうだ。

【Intel vPro レビュー:第3回】「PCがフリーズしてしまった!」をリモート復旧、しかもネット越しに! - INTERNET Watch[Sponsored] (impress.co.jp)

 

リモートデスクトップもできる。接続するにはあるオプションを有効にしてないといけなかったり、パスワードが求められるのだが、何を入れたらいいのかわからず、パスワードを求められない設定にするとか、ちょっと手間取りながらやっと接続できた。ただ、リモートデスクトップ入れてもマウスやキーボードの追従が遅く、画面もお世辞にきれいとは言えない。これも設定次第かもしれない。ただ、電源が入っていれば普通にWindowsリモートデスクトップGoogleリモートデスクトップ使えばいいだけ。Manageability Commanderのリモートデスクトップを使うことはないだろう。

 

以上。