久しぶりに軟庭サークルに行った。
いやー、やっと夏終わったな。雨が過ぎて一気に涼しくなった。昼間、日光の下でも全然楽。夕べなんか窓開けてうたた寝してたら、ガクガクブルブル震えながら目が覚めたもんな。
硬式の試合が続いていたので久しぶりだったが、中学生やおばちゃん相手に余裕で遊んで帰った。何やっても体が覚えてるので、予想外の所にボールが来ても無意識で勝手に動く。硬式に比べて心も体も軽くてストレスがない。
サーブは完全に硬式と打ち分ける。両方同じフォームで打とうとして調子がおかしくなることにやっと気づいた。
軟式の場合は正面で後ろから前のフラット。ボールに圧をしっかりかけないと、へんに回転がかかって浮いてしまう。
最近、上からのサーブの動画を見つけた。
サンプラスのジュースサイドからのスピンサーブ。
アドサイドからのボディへの速いファーストサーブ。
いずれも打点が体の前じゃない。頭の後ろだ。すごい。トスに対して体を前に入れてるので、打点が体の上に来ている。
シュティヒも同じ。
このイメージは大事だ。だめなときは顔の前でなでるような打ち方になってしまうので気をつけよう。
フォアは硬式の癖で擦り気味。ボールへの圧が足りないのに気づいて修正できた。修正できる前は擦って浅くなって、あれ?どういうこと?て感じだったけど、感覚思い出した後は考えなくなった。
「おーい、とんぼ」ていう漫画読んでて、アプローチイップスの話があった。人間の脳は手と顔への影響が相当に大きく、かなり複雑な動作ができるようになっている。それが行き過ぎて動作に不具合が生じるのがイップスの始まり。不具合を直そうと練習に練習を重ねるが、失敗体験で塗り固める形になり、記憶にもすり込まれフラッシュバックも起こすようになる、みたいな話。
俺みたいに単に技術不足はイップスとは言わないとも言うが、練習ではできるのに試合ではできなくなるというのは、イップスと言っていいと思う。微妙なタイミングで繊細で複雑な動作をする手に対して、角度がどうとかタイミングはこうとか考え出した時点でイップスに一歩踏み込んでいると言っていいのではないだろうか。
まあ、でも何も考えないで打っても入らないしなー。
ちなみに漫画の解説では、イップスを改善するには練習をしないこと、だそうだ。
ある動画でチャンスボールをアウトしてしまうのはなぜかという話をしていた。それは、緩いボールに対して強打すると、緩いが故にボールがつぶれず、反発力が強くなって吹っ飛んでいくなので、スイングに勢いを出し過ぎず、インパクトはちょっと勢いを吸収する感じで打つ、という説明だった。
うーん、わからん。
強いボールに対して強く当てるから吹っ飛んでいくんじゃないの?緩いボールに対してはこっちから勢い出してこそボールがつぶれて勢い出るんじゃないの?緩いボール緩く当てたって緩いボールが飛ぶだけじゃないの?
いや、しかし、軟式野球のビヨンドていう金属バットは、ボールの当たる部分だけ金属じゃなくて張りのある柔らかい素材になっている。実際、ものすごい飛ぶバットで、その効果は絶大。なぜ柔らかい素材の方が飛ぶかというと、軟式ボールは強く叩くとボールがつぶれて、逆に反発力が無くなってしまうかららしい。適度なつぶしでボールの反発力を活かすのがビヨンドというバットの理屈。
同じ理屈がテニスにも起こってるのだろうか?だとすると、チャンスボールで強く叩きすぎないというのが理解できる。軟式テニスのボールが軟らかいから常につぶして打ってるのだが、それがちょうどいい感じにコートに収まってるのかな?
もう考えてばっかりだな。