青空塗装日記 やってはいけないことを全てやってしまった

ついに奥さんのタントのクリア剥げを直すときが来た。数日前から天気が気になってしょうがなかったが、終日曇りのベストコンディション。土曜日朝9時から親のところに行って、作業に取りかかる。

 

計画としては、1.クリア塗装剥ぐ(カラーもある程度研磨 1~2時間)、2.下地が出たところはプラサフ(1時間)、3.カラー塗装、(1~2時間)4.クリア塗装(1~2時間)。

 

しかし、しょっぱなから躓く。削りやすいよう、水をつけないで紙やすり。しかし、いくら擦ってもクリアが取れない。120番、80番を使っても取れない。剥げているところは当然すぐ取れるが、そうでないところが頑強。クリアが劣化しているからすぐ取れると思ったのに。

 

しばらく手でやっていたものの、広大な天井の面積を見るに絶対終われないことを悟る。機械がいる。しかし、ない。父親に聞いてみる。

「サンダーならあるけどな」

やった!!

しかし、金属用の円盤がないので、最寄りのホームセンターに買いに行く。軽く30分以上ロスする。よくわからないが、あまり選択しなく、40番、60番、保険で1000番を買う。

 

親に使い方を教えてもらう。しかし、なんか思ったのと違うような。手とかを保護する半円のカバーがある。で、円盤を15~30度の角度で当てるという。え?そんなんで大丈夫?

 

しかし、説明書見てもそう書いているし。そうなのかな?

 

とりあえず60番でやってみようか。電源を入れると、ものすごい回転数と轟音。とてもじゃないが、こんな騒音立てたら隣近所に大迷惑。やめた。しかし、父親が以前勤めていた隣接の作業所の社長に連絡してくれて、そこで作業できることになった。

 

遠慮無くやってみる。斜め15度・・・。

あっという間に傷だらけ。とそうどころか地金削りまくって傷だらけ・・・。局所的に傷だらけ・・・。

しばらくやってみたが、どうしてもうまくいかない。試しに1000番でやってみる。おお、これなら傷が付かない。塗装はあっという間に剥がれるけど。がーっとやってみるが、途中からあまり削れなくなる、1000番は1個しか買ってなかったので、またホームセンターに買いに行く。

 

でも、やっぱりおかしいな。もっと広い面積を平滑に研磨する機械と違う気がする。今更。それにクリアもなかなか剥がれない。劣化してるクリアのはずなのに、やっぱり剥がれていないところは頑強だ。もしかして、剥がさなくて大丈夫なのか?

 

でも、ある程度削ってるとポツポツとスポット穴が発生して、やっぱり劣化してるのかなという気もする。

 

結局、諦めた。ある程度サンダーで削った後、手で80番、120番の紙やすりで削った。途中からカラー塗装の粉も見えてきた。ただ、全面的には無理。劣化の進んでいないところはそこまで削れなかった。

 

正直、かなり前の段階からやるんじゃなかったと後悔している。しかし、もう後戻りができない。

 

剥がし終わった後。クリア葉がれしていたところは地金が出てしまった。

 

 

そして、使うべき機械はサンダーではなく、ポリッシャーだったことに気づく。後の祀りすぎる。

 

削り粉がすごいので、ホースで水かけて流して30分程度乾かす。

 

この時点で14時過ぎている。とんでもない予定オーバー。今日中に終われるのかわからなくなった。

シリコンオフ。汚れがひどい。削り粉が取り切れてないのか。不安だ。

 

プラサフ。こんなに地金が出る予定ではなかった。1本余分に買っておいて良かった。

 

地金がいたるところに出てたので、結局全面にプラサフ。

 

あまり厚く吹き付けておらず、すぐ乾いたので30分程度で軽く研磨。地金を出したくないので2500番で軽く擦った。

やっとカラーだなと。その前にシリコンオフ。ところが拭き上げのタオルが表面でがさがさ引っかかる。研磨が足りないのだ。タオル生地の繊維が塗装面に残る。しょうがなく、1000番で磨き直し。またタイムロス。

 

やっとカラー塗装。

 

元々カラー塗装するつもりだったけど、カラーは残すのでそんなにする予定ではなかった。しかし、薄いとは言え、全面プラサフで覆ってしまったので、普通に塗装せざる得ない。

 

塗装する度、ホコリが目に付く。風はないが、上を向いている面なのですぐものが落ちる。それとさっきのタオル繊維だろうか。

 

マスキングテープで除去。塗装面をテープ当てる時点で、もう品質的に終わっている。

 

なんどスプレーしても艶が出ない。カラー塗装なので出ないのは当たり前だが、それにしても出なさすぎる。それにサンダーで傷つけた金属面の傷がそのまま出ている。ここで、ようやく下地をパテを使うなりして、完璧に平滑にしないと塗装面が荒れることを思い出した。もう後の祭り。そして19時。この日はここで作業を諦めた。翌日クリア塗装する。

しかし、天気予報見ると朝から雨。

そんなばかな!!なんと言うことだ!!

別日で作業とか痛すぎる。さっさと終わらせたい。

 

日曜日。

4時過ぎに目が覚める。そして目がさえて2度寝できない。塗装のことが気になってしょうがない。ウェザーニュースで天気予報を見る。そしたら雨が10時頃からになっている。雨雲レーダー見てもそんな感じ。

居ても立ってもいられず、6時半頃に親のところに行って作業開始。いそいそとマスキングしシリコンオフ。

 

今回使うのはタフウレタンクリア。ものすごい強力な艶出しと塗膜。塗装後のコンパウンドでの研磨も不要という優れもの。その代わりやり直しがきかない。

 

湿度70%以上では使うなと言う説明だが、80%超えている。それでも敢行する。

 

んー、艶が売りのタフウレタンクリア。しかし、ムラになる。ザラザラになる。タレの心配はないので厚めに塗るが同じ。やっぱり下地がだめすぎたか。

 

あと、塗装時はゴーグルとマスクをつけろと説明にある。眼鏡でもつけれるゴーグル買ってた。しかし、すぐに曇って前が見えなくなる。取っては拭き取り、塗装し、取っては拭き取り、塗装し、途中から面倒でつけたりつけなくなったり、息も苦しいし、あー、もうわけわからん!!途中から手でゴーグルを持って目につけて、作業するようにした。

 

天気予報見ると雨が迫っている。予報的にはもう降っててもおかしくない。案外、このままもつんじゃない?

タフウレタンクリアは4本買ってた。動画で使い方見てると、3回スプレーすれば十分な感じだが、全然艶が出ないので繰り返し使ってたら4本目突入。もう仕上がりは壊滅的。塗膜の厚さだけ確保して終わることにする。

 

8時半。吹き終わったところで・・・・雨がぽつ・・・。

 

ばらばらばら・・・

雨が来た!!

ど、どうしよう。

雨に濡らすとやばいよな!?

 

慌てて遮光ネットを被せる。あと、マスキングしてたビニールや新聞を被せる。

 

しかし・・・、まずかったかな・・・・。雨に濡らすよりましと思ったが・・・。

ちょっと見てみると、遮光ネットとかビニールが張り付いている・・・。引っ張るとべりっと剥がれる。終わった。

 

そして、極めつけに最悪なのが

 

屋根の最前面部分、新聞紙がはりついて、新聞の文字が屋根に印刷されてしまった。

触らなければ良かった。水は弾いていたのだから、放っておくべきだった。白濁するかもしれないけど、新聞が印刷されるよ5億倍ましだ。

 

基本的にこの日記はふざけて面白く書いてるのだが、今、真剣に心の底から落ち込んでいる。あまりにも、あまりにもひどい仕上がりに本気で落ち込んでいる。ふざけて失敗するにもほどがある。奥さんは気にしないと言ってくれたが、情けなすぎて涙が出てきた。

 

やってはいけないこと

・サンダーで塗装剥がし

・下地を完璧に平滑にしないで塗装

・天気の悪いとき、悪くなりそうなときに塗装

・だめだ、おかしいと思っても作業を進める

・塗装後雨が降ったら塗装面に触れるもので覆う

 

新聞が印刷されたところは来週でも紙やすりとかしてみるけど、あまり変わらないだろう。せいぜいぼかせるかどうか。晴れると相当目立つことになるだろう。最悪、上からカラー塗装か。しかし、ウレタンの上にアクリルのカラー塗装はNGだった気がする。また、タフウレタンクリアが硬化した後にタフウレタンクリアはだめと説明に書いている。

 

それ以前に、やはり塗装が下から剥がれそうな気がする。やっぱりクリアだけじゃなく、カラーも全部落とさないとだめな気がする。クリア剥げしてないところは頑強だと思ったが、やっぱり時間たがつとだめになる気がする。今回半端に削ったことで逆に劣化を早めることになってるかもしれない。

 

3年持てばいいつもりで塗装したが、1年も持たない気がする。その時はもう普通に板金屋さんにやってもらおう。

 

経験者が「それ見たことか」と笑っている姿が目に浮かぶ。その通り過ぎる。作業が終わったのに胸のざわめきが収まらず、全然眠くならない・・・。