Gmailで他のアカウントのメールが受信できなくなる

いつだったか覚えてないけど、前にどこからかGmailのPOP3が廃止されるみたいな案内があった。意味わからなくてほっといた。どうせ大丈夫でしょ。

最近、別のところからまたそういう話が聞こえてきた。ちょっと真面目に調べてみた。他のアカウントのメールをPOPで受信していた機能が使えなくなるらしい。

どういうことかというと、こういう設定をしているメールが受信できなくなるとのこと。

 

あちゃー、そういうこと。思いっきり使ってるわ。Gmail以外に4つあるんだけど。

便利だったのに。もう大分長らく使ってた。全部Gmailに集めて、容量も豊富なので消す必要ありません、という感じで広く呼び寄せてたよな、確か当初は。

POP3は長く標準的なプロトコルとして使われてきたが、セキュリティ的にもう古くて、今後はIMAPを使うのが当たり前と。何が違うのかよくわからないが、POPの方はローカルに落とす(といいつつサーバに残せるけど)、IMAPはサーバ上のメールを同期して扱う方式。

 

スマホのGmailアプリではIMAPでの受信がサポートされるので、アプリでアカウント追加すれば、Gmailアプリで他アカウントメールが見える。しかし、PCブラウザのGmailはそれがない。なぜないのか。スマホでできるならPCでもできるようにすればいいのに。

 

メールクライアント探す

しょうがないけど、何か別の手段を講じなければならない。

要件としては、

  1. 複数アカウントが1つのクライアントで扱える
  2. 一つの受信ボックスで全部のアカウントのメールが見える
  3. メールはクライアントに保存しない

要は今までGmailでやってたことと同じ感じにしたい。

1は当たり前。

2はいちいちクリックして受信ボックスを切り替えて見たくない。AndroidのGmailアプリも試した限り、アカウント切替をしないと見えない。

3はパソコンを新しくするとき、メールを移行する手間をかけたくない。基本的にメールは消しているが、大事なものだけは残している。ほとんど消している状態なので、ローカルに保存しなくても、サーバの受信ボックスの容量は消費しないはず。これも当たり前の機能。

ということは2ができるかどうか。

 

そう考えると、やっぱり昔のようにメールクライアントのアプリ使うという結論に至る。他アカウントのメールをそれぞれ転送設定してGmailに送る方法があるが、Gmail側で迷惑メール処理される可能性が高くなるとのこと。フィルタ設定を施せば回避できるけど、知らぬ間に迷惑メールに振り分けられるメールが増えてないか定期的にチェックしないといけない。無理だろう。絶対忘れる。フィルタ設定のやり直しも手間。

Web版OutlookでGmailのように他社メールを受信することはできない。できないと思う。ネットで検索すると、デスクトップ版と情報がごちゃごちゃに出てきてわかりづらいが、自分のOutlook画面で調べた限りそれらしい設定が見当たらないのでできない(はず)。

 

Thunderbird

メールソフトを探す。昔はOutlook Express使ってた。今のメジャーどころはOutlookThunderbirdかな。他にもいろいろあるけど、敢えて挑戦する気持ちは出なかった。

Outlookはアカウントごとに受信ボックスをクリックしないと見えない。

その点、Thunderbirdは統合受信トレイというのがあり、一つの受信ボックスで全アカウントメールが見える。Thunderbirdに決定。

 

まずは会社のパソコンにインストールしてみる。アカウントの追加はすごく簡単だった。昔はメールサーバ名、ユーザ名、パスワード入力して、POP3選ぶとか、ポート番号入力とか面倒だった。

Thunderbirdはメールアドレスを最初に入力すると、勝手にメールサーバとかの必要な設定をThunderbirdが持っているDBから勝手に拾ってきて、ユーザ名とパスワード入力してログインして終わり。

GmailとOutlookはログイン認証がブラウザに転送されて、ブラウザ上でログイン。

他のBIGLOBEとかはThunderbird上で認証だったが、プロトコルがデフォルトPOPだったので、IMAPに変えてみたらメールサーバ名変えることなく認証できた。

 

設定の同期

今度はこの設定を他のデバイスに同期したい。家のパソコンやスマホに個別にThunderbirdインストールして設定する必要があるが、設定のエクスポート、インポートができる。

PC用にはZip形式でファイル出力できて、Zipのままインポートできる。ただ、Zipの中にメールも含まれていて、サイズが500MB超えていた。メールはローカルにはダウンロードしないつもりだったが、早く表示できるようにキャッシュしているらしく、デフォルト設定のままエクスポートしたらこんなサイズになってしまった。インポートするときは、対象を選べるので当然メールは対象外にした。設定はすんなりコピーされたが、認証はやり直さないといけない。

 

スマホの方はもっと簡単にできた。PC上のThunderbirdで設定→モバイル向けのエクスポートという機能がある。これで画面上にQRコードが表示される。それをスマホThunderbirdで読み込むことができる。

 

アカウントが多いせいか、QRコードは2個あった。まず1個表示され、それをスマホでスキャン。スキャンと言ってもThunderbirdアプリで起動したカメラ画面で写すだけ。ボタンとか押さない。スマホの画面の片隅に「1/2読み込みました」みたいなメッセージが出たら、次のQRコードを表示させてまたスキャン。最初、1個目を読んだときにそのメッセージが出てるのに気づかず、いつまで経っても読み込めないと思って右往左往した。

設定読み込めたら認証だけやり直して終わり。

 

Gmailと同じ感じにするための設定

見た目や操作はぼちぼち調整中。Gmailと同じ感じにするために次の設定にした。アカウント毎に「同期とディスク」の設定。

 

メッセージの同期はOFF。これをONにするとメールをダウンロードするみたい。ということはダウンロードしちゃうと、他のデバイスで見られなくなる。

ディスク領域は「最近」を選択して1日に設定。キャッシュとして蓄える範囲。もうちょっと増やしてもいいかな。

「ローカルのコピーとリモートサーバ上の・・・」のところは「メッセージを削除しない」を選択していると、ローカルでメールを消してもサーバ上に残るように感じる。しかし、メール消してみるとサーバからも消えた。これはおそらく、削除していないメールはずっと残しておく。他の設定を選んだときは設定した日数や件数を超えたとき自動で消していくよ、という意味だと思う。

「サーバ設定」の中のサーバ設定のメッセージを削除する時は「次のフォルダーに移動する」を選択してゴミ箱を選択。これはメールを削除するとメールサーバ上にあるゴミ箱フォルダに移動。その後は各メールサーバで定義された日数が過ぎたら本当に削除という動きになると思われる。速攻で消したいときは「すぐに削除する」でいいと思う。

 

AndroidThunderbird

設定インポートしたからここらへんの設定も取り込めてるのかと思ったらできてない。メールサイズの上限とか同期する期間とか。取り込めたのはメールサーバの設定くらいみたい・・・。

 

迷惑メール対策
ちょっと困っているのは迷惑メール対策

「このアカウントで迷惑メールの学習を有効にする」「次の迷惑メールヘッダーを信用する」「迷惑メールと判断された受信メッセージを次のフォルダーに移動する」を選択しているが、全然機能してない。
↓はBIGLOBEメールをブラウザ上で見た画面。このアカウントは人生初のメールアカウント。長い歴史にふさわしく、日々ものすごい数の詐欺メールが送られてくる。これも受信ボックスに普通に詐欺メールが届いてるが、上記の設定をしていても普通にThunderbirdに表示される。

 

これまではGmailで集中管理していて、Gmailで迷惑メール処理してくれていたので、ほとんど目にすることがなかった。久しぶりに詐欺メール見て、そのすごい巧妙さにだまされる人がいてもおかしくないと思った。

ちなみに、BIGLOBEメールは月150円払えばメールサーバ上で迷惑メール処理してくれる(迷惑メールフォルダオプション)けど、けちってやってない。無料のオプションで「迷惑メールチェック」を有効にしておけば、メール件名に[spam]という文字列を付加してくれる。じゃ、BIGLOBEメールのサーバ上のフィルタ機能で[spam]が件名に含まれるときは迷惑メールフォルダに移動する設定をしておけばいいと思って、そうしたが機能しない。どうやらフィルタが機能するのはメールが届いたときだが、[spam]が付加されるのはその後らしい。

 

Gmailの偉大さを痛感しつつ、Thunderbirdのフィルタ機能を使うことにした。設定箇所がわかりにくいが、右上の三本線アイコン→ツール→メールフィルターで設定できた。

これもアカウント毎に設定になるけど、以下の設定を追加。

 

ちなみにBIGLOBEメールでは迷惑判定したとき、メールヘッダーに「X-Biglobe-spamcheck: 100.00%」みたいな情報を付加するようだ。「次の迷惑メールヘッダーを信用する」を設定しても機能しないのは、ヘッダーの名前が違うからみたい。迷惑メールメールフィルターの条件として、カスタムヘッダーというのが追加できるので、この文字列を設定するのがおしゃれかもしれないが、90%とかどういう数値が入るのかわからないので、普通に[spam]で判断するのが無難。

これで詐欺メールを見ることも激減するだろう。

しかし、問題はまだある。AndroidThunderbirdはフィルタ設定ができない。PCより先にAndroidでメール見ると[spam]メールが出てくる。だめだこりゃ。

 

結構苦労した。Gmailがいろいろやってくれてたんだなー。GmalでIMAPで一括受信してくれないかなー。