思惑外れる

今週末、今年最後の県のシングルスだと思ってた。発表されたドローを見てると、自分の名前がない。なんで?エントリーリストには出てたのに。ふと、本戦の方を見ると、なんと!!ダイレクトインに名前が入っている!!

 

がーん。

 

2年前、A級に申し込んだら参加者が少なく、まさかの本戦入りしたとき以来の衝撃。昨年に続き、今年もB級に申し込んでいて、てっきり予選からと思い込んでいた。しかし、本戦16ドローのうち、11人もダイレクトインということに。順位では8位だったらしい。うー、2年前のA級本線入りのポイントが今回で無くなるものの、最後の最後にやられた。

 

本線入りできたからいいという話ではない。最近調子上がってきて、予選はリーグで2~3試合できるから、いろいろ試せると思ってたのに。いきなり本戦だと、予選勝ち上がった強い人とか、ダイレクトインしている他の人といきなり当たって即終わり。試合当日のスケジュール見ると、朝一で初戦があり、コンソレがあるのは12時以降。実際には試合時間は長くなるのでもっと後。そして、本戦でコンソレ出る人はほぼいない・・・。くそー・・・。

 

 

しょうがないから壁打ちで練習をしている。ストロークはフォアもバックもなるべく手を使わないフォームを繰り返して練習している。とても感じが良い。これが硬式のストロークなんだ、きっと。片手打ちのバックはよく体の開きを抑えろと言うけど、インパクトまでは腕と一緒に回転した方が、ボールを厚く捕らえてしっかり押せる。その分、ボールをしっかり引きつけて打点を今までより後ろにしている。そしたら、小手先でラケット面の操作をしなくてすむ。体全体でフラット面でしっかり当てられて、そのまま押し出せる。

 

フォアも同じ理屈で腕はフラット面を維持してるだけで、前に押し出すのは体全体の回転。打ち終わったときは右肩と右足が前に出る。そして、試合で強打してミスを繰り返す現象に光明を見いだす。

 

強打するときというのは、大体余裕があって左足を前に踏み込んで打てるとき。しかし、左足に体重を乗せて強打すると、ソフトテニスで言うところの「トップ打ち」のフォームが復活し、ネットに突き刺さし続けている。トップ打ちは高くテイクバックしたラケットをそのままボールに向かってスイングする。ソフトテニスならボールがラケットに食いつくので、直線的なラケット軌道で前に押し出せた。しかし、硬式だとネットに突き刺さる。かなり意識してラケットヘッドを落としてからスイングしないといけない。でも、ボールまで最短距離ではなく、わざわざ遠回りしてラケットを出さないといけず、遠心力も働いてやっぱりネットに突き刺さり続けている。

 

しかし、卓球のスマッシュのごとく、体、腕、ラケット一塊でスイングすることで解消。トップ打ちは体を止めて最後にラケットヘッドを走らせる感じだったけど、硬式はフォロースルー最後まで体全体でスイング。そうすると、無理なく自然とラケットヘッドが落ちて強打できる。

 

ボレーは肘が曲がっててもいいけど、インパクトで肘の伸ばしが発生しないように気をつける。

 

サーブもフォームを試行錯誤。今まで肘を先行させ、ラケット面を伏せた形でテクバックしてた。野球で言うと、外野手の遠投みたいな感じ。いろんな選手や解説見ても、大体はそんな感じ。しかし、肩中心で打つ感じで、肩が強くない俺にとっては違和感を感じることもあった。ただ、それが正しいフォームだからそうしてた。

 

しかし、手首やラケットヘッドを先行させてテイクバックする感じにすると、運動連鎖が滑らかに働き、肩に力を入れずに力まずスイングできることに気付いた。トロフィーポジションの形はイワニセビッチみたいなイメージ。テイクバックの構えは今までより小さいけど、肘や手首を遠回しせず、肘から先を走らせるピッチャーのような投げ方の感覚で打てる。

 

あー、今週末試合をしたかった。