四国霊場八十八箇所 第十番札所 切幡寺

山門
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山門からは333段の長い階段が本堂まで続く。ただ、1段の高さはそんなでもないので、思ったよりは上がりやすい。奥さんは息が切れてたけど。最後に女厄除け坂、男厄除け坂があり、お賽銭が1段ごとに置かれてた。
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激寒の日が続く中、この日も出発時点で気温3度。山腹にある切幡寺。手水場の水がカッチカチに凍ってた。
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本堂
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本堂の中にあるでかい数珠。回すと珠がカチッと音を立てて落ちてくる。が、そういう使い方でいいのか、その意図は何なのかわからないまま。
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大師堂。
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国指定重要文化財の大塔。でかいのと足場の問題でカメラのフレームに収まりきらない。豊臣秀頼が大阪の神宮寺に建立したとか。二段しか無いけど、重厚な迫力を感じる。明治の廃仏毀釈の際に取り壊されるところを、当時の切幡寺のご住職が買い取って、解体移築したらしい。説明を読むと、ああそうか、と思うだけだが、こんなものを買って持ってくると思いつくことも普通無いし、わざわざ解体して運んで組み立てようと、実際に行動することも普通は考えられない。しかし、そのおかげでこうやって身近に貴重な歴史を体験することができる。

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はたきり観音像。お寺の名前の由来となった乙女が即身成仏されたお姿。美しい顔立ちとその姿に心打たれる。
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ふもとから本堂までほどよい散歩道としても親しまれてるようで、お遍路以外で訪れている人もぱらぱらと見られた。
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ご本尊は千手観世音菩薩
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おん ばさら たらま きりく