サーブはやっぱりサンプラス

前日、中学校で練習試合があったので、我が子を見に行った。

Bチームの中では頭半分出たかな。教えてきたことがちょっと型になりつつある印象。他の生徒は相変わらず羽子板サーブ、デタラメストローク、へボレーで、それがまた入らない。まあ、うちの子もちょっとましかなレベル。相変わらず、ボールの打点がわかってなくて、ボール待ってて落ちてきたボールに届かないことが気づいて慌てて追いかけるような感じ。もうね、こんなレベルで練習試合なんていらんのよ。相手も激ヘボだし、こんな試合やってるなら同じ時間だけずっと乱打やってろ。遊びにもなってないわ。また今度試合があるとか言ってるけど、試合出るんだった審判の仕方いい加減覚えろ。カウントはむちゃくちゃ間違うし、正審と副審の見てるライン間違えてるし、見てる先生もなんにも言わないし。

今日は奥さんについていって、まず軟式の練習。とは言っても奥さん相手に10分くらい乱打しただけ。俺が体温まる前に、奥さん体が沸騰。

その後、硬式のシングルス練習。先週の試合で1回戦負けたもの同士で、お相手の方から誘われた。先週よっぽど悔しかったのか、試合後すぐに誘われたもんね。俺なんかで相手になるかというところではあるけど。

直前に軟式やっても硬式との棲み分けは完璧にできている。全く違和感なく打てる。むしろ調子が良くなる。これほど打ち分けできる人間はそうはいまいて。

まずは1セットマッチ。

ストロークで崩してネットに行くものの、ことごとくボレーをミスってブレーク。そのままブレーク繰り返してG2-2。その後はキープ続いてG4-4。そこでブレークされて、次40-0のブレークチャンスだったのに立て続けにミスをしてしまい、キープされてG4-6で負け。

次も1セットマッチ。今度は出だしのつまづき無くキープできて、目立ったミス無くゲーム進む。相手もなんらかのテーマを持ってやってたと思うが、ミスが多い。これからは強打で押していきたいみたいなことを言われてたけど、ミスが多い。G6-0で勝ち。

最後はノーアドで4ゲーム先取ということで始めたが時間切れでG2-2で終わり。まあ、互角でしたね。

今日の俺のテーマは。

1.フォアはフォロースルーまできっちり振る。

2.サーブはサンプラス

3.チャンスボールのフォアの踏み込みは右足で。

1.は硬式ってボールがすごい飛んでくれるので、インパクトだけ気にしてフォロースルーが曖昧になりがち。ボールが離れたあとは関係ないけど、やはりフォロースルーまできっちり振り切れてないときはミスすることが多い。それがないと、しまったボールにならない。軟式の練習をやりだして思い出した。

これを心がけることで、いつもよりかなり良いラリーができた。

2.は一番町市の良かった時を思い出すと、2年前の年末のインドアの試合だった。ガーデンコーチ相手に何本もサービスポイント取った。あのときのイメージがサンプラスだった。その後、入らなくなって迷走し続けてるけど、もう一度あの時に戻るべく。何回もサンプラスのサーブ見てイメージを作った。

よく入ったね。いつもよりよく入った。そして、コースの打ち分けも良かった。いつも左側を狙うのに苦労するが、今日はそのコースを狙うのが苦にはならなかった。

具体的には打点が右肩、または頭の上。最近は前により過ぎていたと思う。

もう一個はプロネーション。回内。これを極端にせず、むしろあまりしない感じ。今まで極端にやってヘッドを走らせようとしてたけど、打つ方向に面を向けて当てて、そのまま振り抜くくらい。これで安定する。

ただ、スピンサーブが苦労する。スピンのかけ方がわからなくなる時があり、スピンサーブと言えないレベルの飛び。

3.は今までチャンスボールでミスをしまくっていたことによる対策。

ボールが浅くなってチャンスの時、左足で踏み込み、左足でジャンプしてフォアで強打してた。しかし、後ろから前に押すような打ち方になり、ネットしたり、すっぽぬけて大アウトすることが多かった。特に順クロス側はほぼミス。

で、今日は後ろ側になる右足で踏み込んで、右足で蹴って打ってみた。下半身は開いてるけど、上半身は閉じてる形で構えて打つ。そしたら、ちゃんとしたスイングで打てた。しかも左右打ち分けができた。ベースライン後ろでのラリーでも打ち分けられた。

今まで打つコースを隠したくて、肩を入れる形をつくる時、下半身も閉じてた。その形からジュースサイドに打つのが苦労してたけど、今日は楽だった。ただ、順クロスに打つときは、コースが甘くなりがちでセンター寄りになってしまう。まあ、それでも今までのことを考えれば、かなりの進歩だと思う。

バックハンドはちょっとミス多かった。タイミングが遅れがち。手首を固めると、ボール画面からこぼれてネットする。

あと、城山のコートだったんだけど、ここは砂入り人工芝だけどかなりクレーの感覚に近くて、ボールが止まる。特にスライス。でも茶色の砂なのでラインが見やすい。いつもの普通のオムニコートはどこにラインがあるのかわからないで打ってるもんな。

ネットプレーにかなり難あり状態だけど、かなり調子の良い部類だった。これだったら次の試合期待できるかな。全然無理しないで打って、ウィナーになったりするもんね。今日一緒に練習した人は、強い相手には強いボールが必要だっと言ってたけど、俺の軟式での経験からすると、強い人とは、

1.まずミスしない。いつも振り切ってるのにミスしない。ロブ打つ時も振り切ってる。

2.そして球が深い。前に体重をかけて打ち返せない。

3.次に左右のコースの打ち分けが正確。単に右、左ではない。同じクロスでも、そこに何本も意思を持って打ってくるコースがある。

4.それなのに球が速い。普通に打ってくる球が速い。

要は全部できるから強いんだけど、順番をつけると↑と思ってる。

強い人は普通に速いボールを打つ。打とうと思ってるとしても、無理をしてスピードは出してない。だからミスしない。

二線級プレーヤーは球の速さに目を奪われて強振しがちだけど、自分の持ってる以上のスピードを出そうとしてミスする入っても、ただ速くて、浅くて動かないで手の届く範囲のボールになりがち。怖くない。ボール見ながら相手見て、前に踏み込んで打てるので、相手の前衛がポーチ来ても動くの見てからコースを変えることができる。

強打とミスは表裏一体というのも間違いと思う。強打でもミスしてはいけない。まして俺みたいなB級プレーヤーの強打など入ってもウィナーになりはしない。

それよりスピードは遅くても常に深く、左右に走らされる方が怖い。

そらに振り切って(100%の力で打つのではなく、その人の100%のスイングスピード)飛んでくるボールは遅くても「活きてる」ので、押されてさらに苦労する。

前からそう思ってるつもりなんだけど、硬式に関しては程遠いプレーを続けてきた。

今日は、振り切ったストロークでミスはだいぶ減った。深さも出せた。左右はまだまだだけど、いつもよりましだった。スピードは出そうと思ってないけど、振り切れてた分、いつもよりはスピードがあってスピンも効いてたと思う。

先週はCX200が飛びすぎて困るって言ってたけど、今日は問題なかった。

ただねー、これが続かないんですよねー。