受難SL14

  休みました。仕事始めにいきなり代休取ってしまった。非常識だった、気がする・・・。しかし、年末年始出た分の代休4日間に加え、フレックス残り4日間も取れるはずがない。仕事に行ったらまた仕事が増えて休めなくなるので、まずは仕事始めの日に休むのが確実、という状況なもんで。

 

  で、夜明け前から釣り。鳴門へ。今日は気合い入れて午前2時40分起きだ。風が弱く海があまり荒れないと予想して、明るくなる前が勝負だと思った。とはいえ、1月は去年は1回も釣れてない。あまり期待せずに出かけた。世間はもう平常なので、港は漁に出る人達の邪魔になるかもと思って避けた。

 

  平日の夜明け前に釣りする人なんていないだろ。この広大なフィールドは全て俺のもの。適当に歩いて、静かな場所を探し、夜明けにつれて徐々に荒れる方向に移動することにした。とはいえ、ほとんど風が吹いてない。波は沖から少しある程度。やはり明るくなる前かな。潮が引ききっていて、ゴロタや岩肌がかなり水面から出てる。数m先の根にルアーが当たりまくるので、シャロー系のミノーだけ使って探っていく。

 

  同じ場所でルアーを交換することはしない。人がいないので、広く浅く探っていく。海藻の付いた石の上を歩きつつ、どんどん探っていく。スパイクピン付のフェルト底だけど、すべりまくる。だめだ。意味ないな。スパイクじゃないとだめだ。

 

  釣りやすい足場で釣ろうとするのが自然な行動だが、たまたまちょっと釣りにくい所に入った。足場がやや悪く、すぐ目の前に根が頭を出していて、ルアーを巻き寄せるにも気を遣うような所。しかし、そこでの2投目。ルアーが近くに寄ってきたところ竿先に何かの反応。お、お、魚か?なんか動いている。難なく巻き寄せる。ライトを付ける。薄暗い明かりが照らしたのは・・・たちうぉー。そのまま岩場まで歩いて引っ張っていく。で、近寄って改めて見ると、シーバスだった!!

 

Photo 1月 05, 11 36 39

  なんだ。シーバスの引きを太刀魚と間違えてしまうとは、俺って。引きは弱かった。サイズも大きくない。けど50cm弱くらいかな。なんか元気なかったかな。つり上げたルアーは俺と最も相性の良いショアラインシャイナーR50+のトランスイワシカラー。なんでだろうな。こればっかり使ってる訳じゃないけど。一番汎用性があるのかな。今日も月明かりは無かった。アピール系とナチュラル系の中間な感じ。側面はアルミホロだけど、腹側から見るとスケルトンな組み合わせがいいのだろうか?雑誌とかネットではあまり見ないけど。

 

  ちっさいので写真撮ってリリース。iPhone3GSで撮るのはフラッシュが無いから苦労する。ヘッドライトでは暗すぎる。会社の携帯電話のライト機能を使いつつ撮った。フラッシュ付のコンパクトなカメラが欲しい。携帯電話のカメラは貧弱だしな。

 

  釣れたのは何よりだが、どうも足下近くで小さいサイズが食ってくると言うパターンから抜け出せない。2匹目を狙って継続。でかいやつは沖の深いところにいる、と予想してサイズが大きくやや潜るルアーが必要と思い、ショアラインシャイナーSL14F-Gを使う。しかし、反応は無いまま時間は過ぎ、夜明けを迎え始めた。

 

  だめかー。ここはと思う場所を探しながら投げ続けるが、無情にも変化無し。そして、もうそろそろ終わりかと思い始めたころの渾身の1投。ルアーはすっ飛んでいくが、ロッドには何の抵抗も感じない。ラインが力なく空中に漂っている。・・・。ああ・・・、切れて飛んでった(;。;)。切れたラインの先を見ると、PEだけ。しかし、その先にはフロロの結び込むが少し残っている。んー、結び目がガイドと何度もこすれて切れたのか?しかし・・・、おかしいだろ!?

 

  ああ、ルアーさえロストしなければ今日は及第点だったのに。また海にゴミを残してしまった。しかし、SL14は何度買ってもすぐに無くなってしまう。なんでだろう。相性が悪いのかな。しかし、これはこれで必要だからなー。なので、帰りにいはらでまた買った。無くしたのはレーザーチャートレインボーだけど、今度はトランスイワシにした。もう無くならないでー。