ポリ最高。しかし、勝ったら勝ったで・・・

  テニスの試合。恒例のアメリカンで最初リーグ戦、その後順位決定トーナメント。ストリングをポリ素材の物に変えて、1回練習して、先週は何もしないで、今日いきなり試合。テンションが一気に落ちるというポリ。打ってみないとどうなってるのかわからない。

 

リーグ第1試合

  若手さんが相手。俺のサーブから。今日のサーブの戦略はコースを狙うこと。速くても手の届く範囲なら簡単に返される。それよりコースを狙って相手を動かさせた方が甘いボールになる、と思って。いつもよりかなり遅いけど、左右コースを狙う。やはり予想通り相手のミスが多い。遅いと言っても、そこはやはり硬式のボールだからそれなりにスピード出るし、回転かかってると変化するしな。G2-2までキープが続いて、最初に俺がブレークに成功。G4-2とリード。
  勢いに乗って・・・と思ってたけど、相手のサーブが入ると俺もレシーブミスが多い。クイックサーブで、厚いグリップのリバースサービス。ゲームが進んでるのになかなかタイミングが合わない。さらに俺のサーブもブレークされてG4-4。
  しかし、相手のサーブを再びブレーク。ファーストが入らないとセカンドもリバースで確率が悪い。なかなかリズムに乗れず、チャンスボールでも相手がミスってくれる。G6-4で勝利。上々の出だし。

 

リーグ第2試合

  同胞対決。俺は県の大会に出るために名前を置いてるだけだけど。最初に相手にサービスキープされただけで、G6-1で勝利。なんか、かなり調子悪いらしく、相手がミス連発。自分でもわかってるけどどうにもならないという感じでかなり参ってたみたい、自分に。ああ、今までの俺を見てるよう。気持ちは痛いほどわかるよ。

  俺はと言うと、「飛ばない、弾かない、硬い、寿命が短い」ポリのストリングのおかげか、ストロークミスが激減。いいよ、これ、いい。やっとソフトテニスみたいに全力で振っても入るようになったよ。なんだったんだ、今までのくそストリングは、全く。通説を聞いてて使ってなかったけど、やっぱり使ってみないとわかりませんな。

 

リーグ第3試合
 
また同胞対決。さっき勝った相手に6-5で勝ってたので、多分いけるだろうと思ってたが、G6-1で勝利。サーブは無理しない分安定し、ストロークも好調。がんがん打ったよ。
  しかし、前の試合より飛ぶ気がする。3週間経ってすでに伸びきったと思ってたが、もしかして、あまり使ってなかったのが、2試合使って伸びたか?

 

  リーグ戦全勝の1位抜け。素晴らしい。初めてだ。やっぱりストリング変えたのが良かったな。出たな、思うボールが入ったりするんで助かる。振り切れるっていいね。ストレスが無い。バックハンドのスライスだけは思ったより飛ばなくて、押すような意識を持たないと届かない。今までは弾くような打ち勝たしてたからな。サーブもコース狙いで安定。たまに相手の正面を狙って強めに打ってミス誘ったりとかな。

 

トーナメント1回戦

  別リーグ4位の人が相手。今まで2回やって勝ってるので、いけるだろう。と思ったら、G3-3とキープが続く。ストロークにミス連発。試合前、壁打ちで軽く練習してたとき、より強く打つフォームでやったのが間違いだった。入るはずなのに、入らない。何かが違う。手首を使ったり、使わなかったり、テクバックを小さくしたり、大きくしたり。いろいろ試すがミスが減らない。
  そうこうしてるうちに、ついにサーブをブレークされてG3-4のピンチ。やばい。復調の気配がないだけにもう後がない。しかし、続くあいてのサービスをたまたまうまくいくことが続いてブレーク。G4-4。サービスゲーム、最初の1本目、相手のレシーブがアウトとなったところで・・・「肩が上がらなくなったので棄権する。」との相手の申し出。どうも前のゲームで肩を気にしてたのを見てたが、なんか痛めたらしい。ご年配だけに無理は禁物・・・・に助けられた。正直、負けると思ってたから。

 

トーナメント準決勝
  試合を見てて、強いなと思ってた人が相手。ストロークは続くし、ネットプレーも仕掛けてくるし。しかし、前の試合後に再度練習し直し、復調した俺。いきなり2ブレークでG3-0。こりゃ勝つな。と行かないのが難しいところ。今度は俺の足がつった。試合開始時から怪しかったけど、両足膝の上から足先までつった状態になった。
  相手にばれて走らされるのが嫌で隠してやってたけど、集中力が無くなり、雑なプレーが多くなりミス連発。G3-3と追いつかれる。ブレークし返してG4-3とするけど、我慢の限界。隠せないほど足が動かず、痛くなった。G4-5と逆転されてサービスゲーム。0-30。右足の指先が痙攣して自分の意志で曲げ伸ばしができない。ラケットの先で指先をたたきつぶすが変わらない。つったままサーブ。ワイドに決まりサービスポイント。これが最後の意地だった。次のポイントでフォアーのボレーをミス。一歩大きく踏み込めなかった。そして、相手のレシーブがクロスサイドに来て、それをクロスに打ち返そうとして、やはりもう1歩近づききれず、アウト。G4-6で負け。

 

  むねーん。せっかく調子良くなったのに、勝ったら勝ったで体力切れとは。普段、車ばっかりだからなー。シングルスで足つったら終わりやのう。