締めの1本

  土曜日仕事。今週も0時越え帰宅が続いて心身ともに辛い。日曜日はゆっくり休んで・・・。と思ってたけど、仕事から帰るときから急に元気が出てきた。帰りの自転車こぎながら、どこにいつ行こうか自然と考えている。

 

  日曜午前4時半。鳴門で釣り開始。そういえば、今日は釣りセミナーやってるんだっけ。なんか余裕無くて気が進まなくて申し込みしてなかったけど、その気になれば来れたかな。すでに先行者有り。もしかしてセミナー参加者だろうか。開催場所とは大分離れてると思うんだけど・・・。ところが、ちょっと足場変えて投げてると、後続者複数名入ってきた。やばい。今居る場所は足場が低く、これからどんどん満ちてきたらいられなくなる。しかも周りは釣り人だらけ状態。時計を見ると5時前。んー。10秒考えて撤収。ウェーダーのまま車に乗り、ドラスティックに場所移動。

 

  午前5時半。釣り再開。先行者はいるけど、場所が広いので問題なし。今日は双子座流星群のピークだっけ?曇り気味で星が見にくいけど、何個か流れ星が見えた。釣れないときの唯一の慰めは星空ですな。

 

  後から人が増えてきた。今日は人が多いなあ。時間が経つごとに風と波が強くなってきた。最初からショアラインシャイナーSL-17を投げる。それでも30mも飛んでないだろう。向かい風が強いし、リール巻いてもルアーがどう泳いでるのかほとんど感覚がない。多分、手元にルアーの泳ぎを感じるくらいリールを巻いてると、強く泳がせ過ぎなのではないだろうか?なんてね。投げる度に海草がからんできてやりにくい。

 

  だんだん空が明るくなってきた。釣れるならもういつでもおかしくない。人も多いし、海の見た感じも悪くないし、回遊待ちで同じ場所で投げ続ける。しかーし、何の反応もない。あきませんなー。今日もだめかー。ハイシーズンの鳴門もぱっとしねーなー。1年経つごとに釣るのが難しくなってるような。

 

  ライトがいらないくら明るくなり、周りがよく見えるようになった。海が荒れてるからまだチャンスはあるかもしれない。人の居ないところを移動しつつ、雰囲気を感じそうなところを探してルアーを投げる。目の前に岩が頭を出しててルアー投げにくいところであえてやってみる。風でラインが岩に触れないように気を遣う。

 

  やっぱりルアーはほとんど飛んでない。重いけど、ボディがでかくて空気抵抗が大きいからか、変な回転しながら飛んでる。でも、前回のようにライントラブルは無い。まあ、しかし、そろそろ潮時かなー。明るくなってるし、ちょっと速めに引いてみるか・・・・、

 

ぐっ

 

  お、急にリールが巻けなくなった・・・・・、来てる!!なんか来てるぞ!!近い、結構近いところで来たぞ。元気があって寄せられない。しかし、目の前には岩が出てる。多分、底にも根があるぞ。ラインを切られるわけにはいかん。ラインを出さず、なんとか膝とロッドのしなりで持ちこたえる。そして、寄せる波に乗せて一気に引き寄せる・・・・。

 

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  やりましたー!!こんな色で釣れるのか自信がなかったけど、スクールイワシで来た。

  もう5ヶ月ぶりにもなる出来事だ。手尺で60cmちょいくらいだな。ルアーがでかいのと撮る角度のせいで、シーバスが小さく見えるけど・・・。7時頃の出来事。

 

 

  この後、元気出てさらに足場を変えて粘ってたら、30分後くらいにまたもアタリ有り!!ぐりぐりっと!!

 

  あっかーん!!

 

  ばらしてもうた・・・・。さっきより大きかった感じだったのに。こういうところが甘いんだよなー。

 

  まあ、1匹釣れたんで良かった。これ以上何を望むというのか。今年12匹目のシーバス。ああ、生きてるって感じ。