エソ祭り 2014

  1年前のこの時期、タイミングが良かったのか小型だけとシーバスを1日で4匹も釣れた。当然、同じ思いを抱いたけど、日曜日はテニスの試合で朝早いので土曜日の夜の釣りはやめ。金曜日の夜はあまり潮が動いておらず、潮止まりも早くて諦めた。朝の方が動くけど、いつもの吉野川はあまり釣れたことない。そこで、津田に行ってみた。

 

  エソの爆釣しか記憶にない津田。でも、この時期はイワシかなんかの回遊でシーバスが釣れる。かもしれない。淡い期待を抱いて朝マズメのタイミングで釣り開始。既にかなりの人が釣りをしている。これだけ人が居ると言うことは釣れると言うことに違いない。

 

  波止から目の前に広がる海にルアーを投げる。目安と言えば潮目くらい。移動しても人がいっぱいなので、どこいっても一緒。同じ場所でひたすら投げる。変化をつけるために次々とルアーをかえてみる。たまにベイトの群れが水面に確認できる。そして、ボラジャンプとは明らかに違うライズとか水面を叩く音が聞こえる。でも、何もかからない。

 

  完全に明るくなって、ワームを引いてみる。足下近くに寄ってきたとき、突然の強い引き。お!?来た?しかし、来たのはエソ。結構でかい。クーラーボックスを持ってきてたので、締めて放り込んだ。うー、くそー、こんな水面までエソが食ってくるとは。よほど活性が高いのかなんなのか。

 

  その後、周りでエソががんがん釣れ出す。右も左も見ればエソが波止の上で暴れている。そして、通常なら放置されるエソを回収するおじさんが歩き回っている。俺も食材を得るために追加を狙う。しかし、釣れん。なんたることだろうか。自分でエソマスターと思っていたが、釣れん。いや、やはりどこかでシーバスが釣りたくて、使うルアーとか引き方が半端なのだ。

 

  ルアーをジグに変え、底まで沈め軽くジャーク&フォールを繰り返す。ぼこぼこと2匹追加。やはりエソにはジグが手っ取り早い。もうエソはいい。3匹有ればおかずに十分。エソといえど、無益な殺生は慎まないかん。

 

  結局エソ以外何も無し。ちょっと離れたところで学生連中がちょい釣りセットで遊んでたが、何かを釣ったらしい。上げられないようだ。もしかしてチヌとか?タモ貸してやろうか。のぞいてみる。・・・・。見なかったことにしよう。しかし、タモを貸してくれと声をかけられた。畜生。

 

  エソごときをタモですくってやる。くそー、やはり暴れ回ってタモと魚と仕掛けがぐちゃぐちゃ。餌釣りでよけいにぐちゃぐちゃ。だから嫌なんだ、こいつをタモですくうのは。

 

  家に帰ってエソ捌く。うおー、気持ち悪い。触るまでにかなり抵抗を感じる。正面から見ると蛇みたい。子供も寄ってこない。

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  体が丸いから3枚におろすのもなんか要領がちょっと違って難しい。3匹目にしてやっとコツをつかんだ。縦置きの方が安定するし、腹骨も横に伸びてるから、背骨に反って包丁を水平に入れた方が綺麗に取れた。体の後ろの方は小骨が比較的少ないので刺身にしやすい・・・らしいけどやはり多いことには変わらないので、やはりすり身にしよう。小骨と言っても太いし。奥さんはエソ味噌するとか言ってるけど、できるのか?