護衛艦 あぶくま

なんか、自衛隊の船が見られるイベントがあるとかで、家族でお出かけ。

 

よし、到着!!しかし、人があまりいない。なんか閑散としすぎている。おい、奥さん、本当にここなのか?え、あれ?あれ海上保安庁だろ。おかしーなー。ん?おい、あれじゃないのか?

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改めて到着。護衛艦あぶくま。艦としては小さい方だろうけど、結構迫力あるな-。自衛隊の方がいっぱいいて写真撮っていいのかだめなのかどきどきした。

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主砲、62口径76mm単装速射砲。砲身は軽量化のために強化プラスチック製。撃ちながら海水を流すことで冷却し連射を可能にしているとのこと。1分間で80発撃てる。弾は1発37万円。約13kg。ダイキン工業と書かれてた。直撃しなくても電波で目標を感知して近くで爆発してダメージを与えるらしい。高性能でイタリア製だけどライセンス取得して日本で製造。

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船尾側にある高性能20mm機関砲、通称CIWS(シウス)。丈夫にある白いドームみたいな部分がレーダーになっていて、勝手に目標を認知。外れても誤差を計算して補正し目標を打ち落とすという優れもの。近距離用で射程距離1.5kmだけど、1分間に3000発、1秒で50発も連射できる性能を持つ。ただし、1回で装填できるのは1000発。目標に合わせて連射速度の調整が可能。1発1万円。20秒で1千万円が消える。

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62口径76mm単装速射砲とCIWSはちょうどデモンストレーションをやってくれて動画で撮影。うちだとなぜかChromeで再生できない。Edgeはできた。

武装デモンストレーション

 

見学できたのは甲板上のみ

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アスロックランチャー。10km先まで魚雷を撃ち、パラシュートで着水、音波で目標物を追尾。

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こちらは近距離用の短魚雷発射管

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対艦ミサイル ハープーン。最大100km先の艦船を攻撃する。100km先って・・・。高速道路車で走って1時間ですよ。

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あのでかいレーダーで見えない敵を探すわけですな。

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自衛官の人達が大勢いてにこやかに挨拶、解説してくれてた。しかし、こんな一般公開されるような、どちらかというと戦力として小さいであろう艦でさえ、自動で敵を追いかけたり、はるかに遠方まで飛んでいったりする武器を搭載している。こんなもので攻撃されたら人間の存在など無意味。あっと言う間に消し飛ぶ。こんな物を開発して持っていなければいけない現実というか厳しさをを思い知らされた気がする。