月刊吉野川

日曜日、家族と両親でおでかけしようと思ってたが、父親がマラソンで道が混むのと天気が悪そうなので日を変えようとの提案。じゃあ、釣りでも行くか。午前練習してて疲れてたけど、明日は何もなくなったし。

 

というわけで、どうにか月1ペースを維持。今回の釣行も新月のため月明かりが無い。前回も不発だったので、光があるうちにと思って夕マズメから釣り開始。景色が見えるうちに行くといろいろ情報が得られて良い。前々回苦しめられた漁師の仕掛けがなく、遠慮なくルアーが投げられることがわかった。

 

で、釣り前に新吉野川大橋の工事進捗状況。橋桁の基礎は向こう岸まで出来上がってるようにみえる。足場近くはオイルフェンスらしきものが無いので、流れを妨げることもないだろう。ただし、ブイのようなものが多数浮いてて、ルアーを投げるのは厳しい。

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さて、適当な場所を探して釣り開始。思ったほど風がなかったので、流れがないのではと心配したけど、河口のオイルフェンスが無いせいかよく流れている。

 

前回はルアーを速く引きすぎてた気がしてた。月明かりもないし、活性の低いシーバスに口を使わせるために、今回はデッドリトリーブで攻めることにする。集中力が切れて投げやりになるとリールを巻く手が速くなりがちなので、それに気をつける。

 

デッドリトリーブといえば、エリア10Evo。過去、このルアーをデッドリトリーブで使うことで時々結果を出してきた。行け、エリア10Evo。

 

あかん、気をつけても釣れんもんは釣れん。テニスの練習して足腰だるいし。やはり同じ場所で同じ釣り方してると適当にやりがち。いい加減場所変えて気分も変えたいところ。

 

うぉ!!来た!!

 

そして、ばれた・・・。しっかり追いアワセも入れたのに・・・。反応があったのはエリア10Evoのデッドリトリーブ。久しぶりの魚の感触。良かった。良かっただけにがっかり。

 

エリア10Evoを中心に探っていくが、その後は無反応。同じことの繰り返しにやや飽き気味。もう年ですかね。む?花火が上がってるぞ?こんな寒い時に花火が上がるイベントって何?

 

釣れそうな気はするんだけどな。実際食ってきたし。しかし、疲れた。21時前には帰るかー・・・。それ!!

 

乗った。やっと乗った。アタリがあって、リールを巻きながら一度ロッドを送ってラインと一直線にしてから追いアワセ。今度は乗った。あまり大きくないかな?でも、よく暴れる。上に下にと泳いで抵抗される。それに合わせてロッドを下げたり上げたりしていなす。

 

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無事取り込み成功。いやー、最後は緊張するな。口からベイトやバチが出てきた。積極的に餌を追い回してたようだ。サイズは45cm位と大きくない。持ち帰るかどうか悩むサイズだったが、久しく家族に持って帰ってないため絞めた。手を合わせお経を唱えた。普段食べてるものも全て生き物だが、やはり自分の手にかけて食べることは気持ちが違う。全ての生き物は生きているだけで常に他の生き物に迷惑をかけ続ける。命の恵みをいただくことに感謝と責任を忘れないように。南無大師遍照金剛。

 

1匹釣れるともっと大きいのが釣りなくなるけど、21時前なのでここで終了して帰った。家でとりあえず内臓だけ取った。胃の中には1cmくらいのベイトが少し。入ってた。あまり餌には恵まれてない様子。

 

いつもあまり釣れないから、釣れたときはいつも嬉しい。釣れて飽きるということがない。幸せな性分だと思う。