2017 最後まで残った空海の道ウォーク 山道コース 遙かなるお遍路の歴史 その2 柳水庵~焼山寺

その1からの続き

 

柳水庵で30分くらい休憩して再び出発。

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なんか知らぬ間に妙にきつい上り道になっている。道も細く、平坦でもなくなって奥さんもきつそうだ。人はばらけてきたものの、やはり道が細いために渋滞して、先行する人を抜いたり、後ろから追いついかれた人に譲ったり。

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1時間弱ほど歩いて、ちょっと何処かで腰を下ろそうかと思った矢先。

 

いきなり一本杉庵(浄蓮庵)に到着。12時半ごろ。

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大きな杉の木を背にしたお大師様が迎えてくれる。

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ここでも冷たいお茶をふるまってくれた。

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千手観音像が祀られてた。ありがたい・・・。

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実はここがこの遍路道最高地点745mで焼山寺の700mより高い。あまりおなかすいてなかったけど、今後の道中を考えて、ウィダーインゼリーみたいなのを1個消費。

 

焼山寺に向かって出発。

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どんどん下っていく。足が辛い。一体どこまで下っていくのかというくらい下っていく。12年前に参加したというお遍路さんも「こんなに下ったかなあ?」と言うくらい下っていく。途中、随分遠くに眺められる山を見て、「あの山の向こうだった気がする」と言われる。ほんと?

 

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最も下った地点に到着。13時頃。この山の向こう?そんなわけないでしょ。

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下りで足をやや痛めた奥さん。少し休憩して出発。ちなみに、スタッフの説明によると、この正面の山の尾根の向こう側とのこと。まじかよ。焼山寺まで1時間らしい。ほんとかよ。

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日向は暑いけど、川のある山林にあると一気に涼しくなる。

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そうか、これは何番目の遍路ころがしの道かを教えてくれてたのか。ここで6/6。つまり、焼山寺へのファイナルアタックですな。

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この先に本当に何かあるのか?

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この時、こんな道はまだ優しい方だとは気づかなかった。「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)~」。自作の遍路歌で足を進めていく。

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人一人通る幅の道とは言えない道を歩いていく。

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勾配がきつく、少しでも足を引っ掛けられそうなところを探しながら登っていく。

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途中、薬師如来に見守られ、

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ついに難所を乗り越える。

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舟形丁石に刻まれた数字は四丁。途中で残りの距離を示してることに気づいてたので、もう本当にすぐそこに近づいてることを感じていた。

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あれ、そうじゃない?

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いよいよです。あと本堂まで464mの表示。

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様々な仏様に迎えられ

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最後の石段を登って・・・。

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ついに到着焼山寺!!14時20分頃。ここでも冷たいお茶をいただく。

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お寺のことは別でまた書く

 

あまりのんびりできない。なぜなら、ここで15時をすぎると、強制的にバスに乗らされて帰ることになる。ゴールはここではない。少々慌てながらも、納経済ませ御朱印貰って14:50にお寺を後にする。さすがにお経読んでる時に涙ぐんできたよ。

 

その3に続く