悲劇は突然に

  仕事から帰って、子供風呂に入れて、一緒に寝て、午前1時半に起きて鳴門にレッツゴー!!明け方まで釣る。車を停めたところから10分ほど歩いてポイントへ。徐々に車の止めてるところまで釣り歩きながら、満ちてくる潮の動きを意識して、いろいろ試してみたい。

 

  まずはショアラインシャイナーR50+ SSR F-G で。しかし、潮が大分満ちてるので、もうちょい深めを探ろうと思って、SL14F-Gのレッドヘッドに変える。さあ行け!!と投げまくる。

 

  キャスティングの仕方の解説で、よくタラシはロッドの半分から1本分くらい、みたいなのをよく見るけど、10数年以上前に初めてシーバスフィッシングを始めた俺は、その投げ方ができない。当時はロッドのバットは背中より後ろに倒すなみたいな感じだったので、タラシは短め。未だにその癖が抜けないのだけど、たまに今風の投げ方をしてみる。

 

  で、ふと思い出してそれをやったその瞬間

 

 

 

  ゴキッ

  気持ち悪い不気味な音が聞こえた。そして、闇夜の中でぼんやり見える鋭角な角度を作っているロッド。そう・・・・

 

 

  折れた・・。

 

 

 

  振りかぶったときにルアーが背後の何か引っかかって、その状態でキャストして折れたのかと思ったが、ルアーは思いの外沖まで飛んでいた。ラインを指で弾き、ロッドがルアーを前に飛ばした瞬間、逝ってしまったようだ。そんなに強い負荷がかかったのか?根掛かりしたときに無理にあおったりしてたからなー。疲労骨折みたいなもんかな・・・。

 

  そんな冷静な状況判断はどうでもいい!!

 

 

  回避策を考えたが、車に引き返し始める俺。予備のロッドは持って来てない。継ぎ目近くで折れているこのロッドではもうどうにもならない。仮に結束バンドとかで強力に固定できたとしても、どうせすぐだめになる。歩きながら海を眺め、ここでこういう風に投げたい・・・とか思う。結局、車で片道数十分、海沿いを20分ほどウォーキングして終了・・・・。ああ、俺みたいなへたくそのためにほぼ毎週無駄なキャストに耐えてくれた。買ってしばらく何も釣れず、最近になってやっと軌道に乗り始めたというのに。

 

 

  さて・・・、ロッドをどうしたもんか・・・。ディアルーナS906ML。Kガイドでライントラブル激減したし、ルアーもよく飛ぶようになった。Kガイドは絶対外せない。

 

  1.折れた部分だけ買う。

  2.同じ新品のロッドを買う。

  3.別の新品のロッドを買う。

 

  これらの選択肢がある。ちなみに、中古品を買う気はない。ロッドも消耗品だからな。予算は2万円くらいまでだ。小遣いはないけど、1万円前後のロッドはもう使うきになれない。   シマノのアフターサービスのサイトで型番表を見つけた。おそらく、短縮コード33831の#01(11,400円)と#02V(17,200円)が2本継ぎのどちらかだろう。予想では#01が折れた穂先の方だと思う。それなら1万円ちょい。もし#02Vだと新品買うのと差がない。保証書とか説明書にはそこまで記述がない。まずは釣具屋で確認してみるか。ちなみに、買った日付は2011年2月11日。なんと、1年ちょいしか経ってない。しかも保証期間は1年以内とぎりだめ。んー、正常な使い方で1年でだめとなると、考えちゃうな。他の高いロッドもそうなの?数万円もするの買って1年や2年で折れるなんて痛すぎるしな。とりあえず#01Vを買うというのが第1優先だ。ただ、取り寄せにどれくらい時間かかるのか気になる。

 

  万が一、#02Vだとしたら、新品買う。ただ、ディアルーナでいいんだけど、また1年やそこらで折れるのだろうか?他の製品がいいかな?KGエボリューションとか安いよな。いずれにしても痛い出費やなあ・・・。

 

 

  とりあえず今日得た教訓は、「ボロでもいいから予備ロッド持って行け。」だな。

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