思惑外れ

  スーパームーンの日曜の朝、満潮から下げ。絶対釣りだろ。雨が金曜日の夕方にはやんでしまった。続いてれば第十堰に行こうと思ってたけど、吉野川の河口へ。午前4時頃から開始。思いの外濁っている。ううむ、これなら第十堰の方が良かったか。いや、この濁りにこれから180cm差の下げ。釣れるはずだ。すごい水位が高い。万が一沖から高波が来たらさらわれてしまいそう。

 

  朝まずめ。PEラインが団子状態になり時間を食いつぶす。なんの反応も得られぬまま完全に明るくなった。とはいえ、厚い雲で太陽は見えない。徐々に流れも強くなる。IP-26、PB-30で遠投し、上から下まで探る。他の釣り人も多い。みんな釣り方違うけど。

 

  遠くばかりでなく、足場近くの居付きの魚を狙うため、ワームや小型バイブレーションを使って探る。さらに、チヌやキビレもいるだろうと思って、それようのワームとジグヘッドでリフト&フォールで探る。

 

  すべて無反応

 

  なんでや、まったく。ちくしょー。まあ、今までもそうだけど。釣れると思ったとき、何度もだめだった。この雨後の河口パターンは過去しばらくまったくあかんのう。なんででしょうか。

 

  IP-26で底を探ってみるか。上流に投げると流されて正面まで来て着底。そこから巻く。ごっ、と何かに当たった感触。一呼吸置いて、なにやら動きが・・・。

 

  来た!!

 

  来ましたよ、何かが!!ぐりぐりと底の方で暴れてる。さあ、何が来たのかな!?ちょっと細長いぞ!!・・・。うわっ、ESOってもうた!!さわりたくない。上げると暴れまくるのでタモにも入れたくない。リーダー持って抜き上げ、ペンチでフックをつかみ、無理矢理川に落とした。

 

  午前8時。体力の限界により終了。最近、釣りが終わると腰が痛くてたまらない。ルアーはなくさなかったが、PEラインの団子おまつりが3回もあって、ラインを短くしまくって終わった。

 

 

 

  12時。干潮。家族を甘言をもって吉野川河川敷に連れ出し、俺は干上がった川底でキビレ狙いで無くしたルアーの捜索。ジグヘッド1個のみの回収に成功。うー、難しいな。一応目印を覚えてたつもりだけど、やはり根がかったすぐ後じゃないと正確な場所が思い出せない。ついでに満ちてくる川に向かってチヌ魂を投げてみる。川は濁ってるし、沖からの波で余計に濁ってる。しかし、何も釣れず。やはり水深が浅すぎるか。約30分くらいしかやってないけど。無念。