金曜日の夜、仕事から帰って釣りに行く。おそらく、今月DAIWAシーバスルアー2016チャレンジのためのシーバスを釣る最後のチャンスの大潮。来週末は小潮になるし、月末は中潮に戻るけど、夜より昼の方が干満差が大きい。だから俺が釣れるとしたら今週末が最後。
とは言うものの、3月までと同じ方法では釣れないし、どうしようか？と週の頭から考えてたけど、特に思い当たらず。吉野川ではシーバスが釣れる上端と下端でしか釣ったことない。ベイトが変わって河口付近から出払ってしまうのだろうか？バチだったら河口にいるはずだし。稚鮎？5月の連休当たりは第十堰を乗り越える鮎の記事が新聞に出たりするしな。思い切って上流の方に行ってみるか。
で、・・・・そこそこな場所に来てみた。
地元の人であらばわかるこの場所。自分の知識ではここくらいしか思いつかなかった。北風なので北岸で考えてみたけど、これより上流域はどこに車を着けたらいいかわからず・・・。正直、釣れる気は全くしない。今まで何回か来たけど、何事も無かったし。
20時頃から開始。流れはそこそこあって、橋脚周りによれが見える。先発はキャンペーンでもらったLazy Slim 88S。バチにしても稚鮎にしても大きさとアクションはイメージに合っている。一応、稚鮎を意識してリトリーブ。足下をライトで照らしてみると、極小の小魚がわらわらと泳いでいる。これがシーバスの餌となり得るのか？
そよそよと流れている川面にルアーを投げて移動を繰り返す。途中でエリア10に交換。より小魚感を出してみる。
はい、終了。釣れん。1時間ほどで諦めた。ボラジャンプさえ見えない。釣り場紹介とかで吉野川はいたる所で釣れる、ここでも釣れるとか書いてるけど、正直どうなの？いつ、どうやって釣れるの？疑問はつきない。
そして、結局いつもの河口エリアへ。どうにかしてひねる出すしかない。下げ8分くらいの状況なので、バチが出てるなら河口にたまってるだろ、と勝手に思い込み。でも、全ての可能性を考えて、フローティングミノー→シンキングペンシル→シンキングミノーでローテーションすることにした。
まずはサイレントアサシン99F。そしてレイジーの後カレントマスター90S。時間が経って大分寒くなってきた。冷たい北西風も出てきたし、真冬仕様で来れば良かったと後悔。その代わり川の流れがどんどん速くなってきた。水面がざわざわし出して、波も打ち寄せてきた。
1時間くらい経った頃。なんかリールが重くなって巻きにくくなる。それでも巻いているとロッドがぶるぶる震えだし・・・来た！！岸近くの10mくらい下流側でバシャバシャ暴れてる。よっしゃ、よっしゃ。なんかすごい元気ある。ただしなんか軽いような・・・。そして、タモ入れ。
やった、やったよ！！ついに4月でシーバスゲット！！しかし・・・
ちっさい！！35cm位かな・・・。体が軽い分元気あってむちゃくちゃ暴れてたから引き応えはあったけど。しかし、この膨れあがった腹の中には何が入ってるのか？ちっさいのでリリース。
やったなー、俺。喜び半分な感じだけど、なんとか釣ることができた。でもこの時期はサイズが小さいな。・・・・いや、このままではいかん！！レイジーで釣らねば！！
ミノーで釣れたにもかかわらずレイジー投入。波風で水面はざわついている。スイムではアピール不足に思えるので、ここではバチを意識して上流に投げてフリーで流してみる。反応無し。2時くらいの角度で投げてより緩やかに流してみる。おそらくラインが流れに引っ張られても、かなり底まで沈んでいくはず。下流まで流れきったと感じたところでリトリーブし始めて・・・、なんかリールが重くなってそれでも巻いてたら・・・なんかぶるぶる震えだして・・・来た！！
重い、さっきより重い！！やった、やりましたよDAIWAさん！！俺ってすげーな！！とか、妄想しながら巻き上げてくる。障害物には潜られたくない、しかし、えら洗いはされたくない。そんな葛藤を感じながらじわじわ寄せてくる。そして感動のタモ入れ・・・
あれー？？
なんかむちゃくちゃでかいソイなんだけど・・・（泣。さっきのシーバスよりわずかながらでかい。40cm近くありそう。しかし身が太ってるので手応えはかなりあって、普通にタモ入れしちゃったよ。持って帰ろうと思ってナイフを取り出したけど、これ1匹釣っても家族分足りないしな。この後もどれだけ釣れるかわからないしー、と思って逃がした。
流れが強くなって時合が来たかもしれん。がんばるぞ。
しかし、その後は反応泣く、干潮を迎えて終了。残念。念願のシーバスは釣れたものの、レイジーでは巨大なソイにとどまった。まあ、しかし、こういう釣り方もできると言うことで・・・。久しぶりの魚の引きはやっぱり心躍る。
ところで、ソイと一緒にタモにこんなのが入ってた。多分ソイの口から出てきたと思うのだけど。
たこ？
