見てくれだけはすごい2

週末雨のせいでコートで練習できなかった。午後からやんだので壁打ち。コートでは高校か中学の年代の試合やってて、バキバキ打ち合ってた。

 

いつもどおりのひと通りの練習。壁相手に練習メニューを考えてやってる自分がなんか虚しい。

 

やっぱり高い打点のフォアがネット気味。大分経ってからボールの後ろに入ってるのに気がついて、回りこんで体の横まで打点を引きつけて打つようにしたけど、この最も簡単に思えるショットでミスが多いことに根の深さを感じる。

 

打点が低い方が気にならない。強く打とうとすると、フラット面が維持できず、ヘッドが前に出過ぎてボールの上に面がかぶってしまう。これで打点が前過ぎるとネットに行ってしまう。ラケットを後ろに引きすぎず、普通のストロークのままのテイクバックで腕じゃなく体で強く打つようにすればいいんだけど、焦ったりしていると簡単に軟式打ちに戻ってしまう。なにせ余裕があると大きくテイクバックしてしまう。 

 

サーブの練習をしているとき、隣で練習しているおじさんの視線を感じた。気になりながらも続けて練習をしていると声をかけられた。なんでもサーブの時のテイクバックの仕方がよくわからないと。ネットとか見て研究しているけど、なんか理解できずしっくりこないとか。で、俺のを見てるとうまくラケット回して打ってるから教えてくれと・・・。

 

ふーむ。自分としては後ろに回して打ってるつもりはない。面を伏せて体の前でラケットを上げているだけ。ただ、トスを上げて左肩を入れると自然と体が右に回るので、それで後ろから回してテイクバックしてるように見えるのだろう。決して肘を背中側の後ろまでは引いてない。

 

その後もちょくちょく話しかけられる。体の前と説明してたら、肘も体の前から引こうとしてたので、肘は肩の延長線上で肘から先を体の前と説明したら、やっと楽に良いサーブが打てるようになったと言ってた。まあ、本人がそう言ってるならそれでいいのでしょう。フォアはタイミングが遅れるけどどうしたらいいと聞かれた。テイクバックで肘が背中の後ろまで引いてたので、あまり後ろに行かないほうがいいと言ってみた。

 

「どっかでコーチとかしてるの?」

 

とんでもない。

 

「試合とかでてるんでしょ?」

 

すごい出てるけど、一回も勝てません。