セミイースタングリップ?

ちょっと前に子供が部活で「セミイースタングリップ」とかいう、聞いたことのないグリップのことを言っていて、またローカルなやつらがわけのわからないことを言っていると思っていた。
ところが、たまたま見つけたこの資料。
10ページ目にグリップの説明があるのだが、思いっきりセミイースタングリップの説明がある。
硬式との対比でいうと↓こうなる。
ソフトテニスエスタングリップセミイースタングリップイースタングリップ
硬式テニスエスタングリップイースタングリップコンチネンタルグリップ
なんでこんなことになったんだろう?
ちなみに、僕は昔軟式やってたときもコンチネンタルでサーブやスマッシュやときにボレーも打ってたが、セミイースタンと言ったことはない。周りの人も言ってない、というか、僕以外コンチネンタルで打ってる人を知らず、そういう話題になったことがない。誰か一人、イースタンのことをコンチネンタル、コンチネンタルのことをイースタンと逆に言ってたのだけ覚えてる。
連盟が出している資料でさえこう書いてるのだから、それが正解として認識されてるのだろう。
ま、硬式でも海外では呼び方がいまいち揃ってないみたいだし、呼び方にこだわってもしょうがない。
しかし、さらに気になるのはこのページのボレーとグリップの適正の説明。
エスタンは体から遠いバックボレー、バックローボレーが適しているとある。イースタンセミイースタン共にバックボレーは適していないことになっている。
なぜ?
エスタンでバックのローボレーなんて、一番打ちにくいけど。
グリップが薄くなるセミイースタンイースタンとなるほどバックのローボレー打ちやすいけど。
(ただし、ドライブかけて相手前衛にぶつけるくらいの威力のあるローボレーはウエスタンじゃないと無理だけど。)
もしかして、片面しか使わない前提だろうか?
セミイースタンイースタンでも手の甲側の面を使わないということ?
そりゃイースタンで手の平側でバックボレーしたら手首骨折するだろうね・・・。