久しぶりに家族で釣り。とは言うものの、奥さんはボードゲーム会、上の子は疲れてるので、下の子と。あと、俺の父親も。
狙いはキス。いつもは八木の鼻に行ってたのだけど、釣り場が狭く人がいることが多いのであまり釣れたことがない。そこで、場所を変えてて、月見ヶ丘に行った。そこそこ足場が良くて、そこそこ釣れそうな気がした。
途中、いはらで石ゴカイを購入。店を出るとき、逆に店に入ってきた知らないおじさんに「ありがとうございます」と言われた。なぜ、この人にお礼を言われるのかわからなかったが、父親に言ったら「あれ、いはらの社長」だって。初めて生社長見た。
干潮の8時半から釣り開始。
2時間経過。全然つれねー。
アタリもないし、餌も取られない。初めての場所で勝手がわからないが、ここまで釣れないなんて想像してなかった。
さすがに暇すぎて、沖の波止の方に移動。
すると、波止の内側の方が水が澄んでいる。昨日の雨でちょっと濁りが入ってたのか。
波止の内側で父親がキスを釣り上げた。潮も満ちてきたので、内側の方が釣れる気がしてきた。
そして、ようやく俺も1匹。
立て続けにアタリが出てきた。これは時合が来たか。仕掛けを2本針から3本針に変えてチャージをかける。3匹釣って調子が出てきた。
浮かれてた。
キス釣れて、振り向いてクーラーボックスの方に向かおうとした瞬間、ガッと音を立てて竿を持った手がブロックの上についていた。そして、右足太ももに強烈な痛み。すぐに何が起きたのかわかった。
右足をブロックの隙間で踏み外して落ちた。こういう足場なんだけど、この隙間に右足がノーガードで落ちて太ももを角にぶつけて止まった。
しばらく悶絶して動けなかった。太ももの筋肉が強烈に痛い。ぶつかって止まったのがまだましだったかもしれない。竿やリールは壊れておらず、体の他の場所も目立って痛めたところはなかった。一番柔らかく大きな筋肉でクッションになった。ただ、全く予想してないタイミングでフリーフォールなったあの感覚は忘れられない。
痛いながらも時合が来てたので先に投げておこうとしたが、糸が切れて仕掛けが飛んでった。結び目が劣化してたか。仕掛けを作り直す。
しかし、逃した流れは戻ってこない。結局、この後釣れず。13時終了。3人でキス4匹、メゴチ2匹という結果。ひどい。キス釣りってこんなに難しかったんだ。
あしいてー。
帰りラーメン屋に寄ったが、座敷で正座ができない。
ワークマンで買ったズボンはこんな状態に。
そして、恐る恐る右太ももを見てみると・・・・
家族ドン引き。
打撲状態なので冷やしたいが、擦り傷が痛いので冷やせない。シャワー浴びるのも水が染みてめちゃくちゃ痛い。
まあ、右太もも全体で下から上に擦って衝撃を分散吸収できたので、骨折したり道具も壊れなかったのだろう。
笑顔で落ちたあの瞬間、一生忘れないだろうな。