シングルスは冬のスポーツ

いつもどこが秋なんだと突っ込まれる秋季シングルス大会。過去、何年かは9月中旬から後半にあった気がするが、今年は9月早々の今日。前からスケジュール見てて、この時期に大丈夫か?と思っていたが、やはり大変なことになりそうだ。いつものごとく、壁打ちしてから現地に向かったが、7時半頃から20分くらい打っただけで汗だく。やばいぞこれ。まあ、でも1試合で終わるから、まあいっか。

 

試合は2回り目。これくらいがちょうどいいな。程よく余裕があって準備ができる。前の試合がすぐ終わって、程なく試合開始。

 

予選2回戦

知らない人が相手。背でかいな。

昨日、それなりに調子上がったので、楽しみにしてたが、ミス連発。サーブは入って、それなりにラリーするものの、しょうもないミスであっさり0ゲームで取られた。

なかなか調子上がらず、またブレークされてG0-3。ようやくブレークで1ゲーム取れてG1-3。しかし、一向にサービスゲームでポイントが取れず。最初にネットプレーでなんども決めるボールありながら、結局最後にボレーミス。左利きの相手がバック側に高く弾むボールを打ってきて、スライスがことごとくカス当たりでミス。G1-4。

またブレークできるも、相変わらずサービスゲームでポイント取れない。と言うか、ミスってしまう。めずらしくネットプレーで30-40となるものの、またフォアがコードボールでアウト。G2-5。

と、淡々と進んでるように書いているが、実際にはいつギブアップしてもおかしくない状態。暑すぎて、もう2ゲームから既に死んでいる。ちょっと長いラリーやったら息が上がっている。サーブから始まったため、サイド変わってリターンゲームの後にサービス。さんざん疲れた状態で朦朧としながらサーブ打っている。相手の人もかなり暑そうで、1ポイントごとにタオル休憩。最初はプレー間が長いのでリズム合わなかったが、こちらも休憩できることに気づいて、それに合わせた。

ようやくサービスキープしてG3-6となってのリターン。大分、ストローク上がってきたので、このゲームを取れるかどうかが最後の勝負の分かれ目。だったのだが、ランニングショットや浅い低ボールの処理でミス連発してしまいG3-7。続くゲームも主導権握りながら、最後の1本を決めきれず、G3-8で負け。後で相手の人の2試合目を見てたが、バックハンドに打つとほとんどスライスしか打ってなかったので、もっとバックに集めれば良かった。いつも若者サウスポーと練習してるのに、全然左利き相手の対策ができてない。

 

いつも通りの負け方だった。序盤、なかなかストロークの感覚が合わずにミスを連発して、いきなり大量リード。やっと合ってきたなーというところで、ペースを上げると、また新しいミス。それもやっと乗り越えて、ラリーで主導権握るパターンが増える。帰り際、知り合いの人に「最後の方だけ見てて、負けてると思わなかった。」と言われたが、結局、最後の決めの1本をミスってる。何年も変わらない。

さすがに数年前よりましになってると思うけど、相変わらずミスのレベルが低い。ちょっと振られたりペース変えられただけでミス。

 

特にフォーム気にせず打てたけど、家で動画見たらテイクバックが小さい。これも何年も思ってることだが、やっぱり変わらない。助走距離が短いところで、スピンかけようとして無理やりヘッドをこねくり回してる感じ。わかってるのだが、硬式ボールの跳ね方に未だに合わせられず、常に差し込まれて振り遅れているので変えられない。しかし、意識して矯正しないとこれ以上の上達はなさそうだ。ランニングショットも肝心なところで不発。足とスイングが合わない。たしかにそういう打ち方を今までしてなかったのだが、これくらいちょっとセンス発揮して打てるようにならないと。

バックのトップスピンも打ちきれなかった。朝の壁打ちからおかしかったし、相手の人に高い打点で打たされてたので、なかなか感覚つかめずスライスを多用した。

サーブも昨日ほど良くなかった。威力なかった。昨日はスピンそこそこに抑えて、威力、コースそれなりに良かったのだが。どうも、試合になると撫でるようなスイングでスピンかけすぎてしまう。

全体的にましにはなってるけど、強い人相手に1~3ゲームしか取れないという結果を変えるところまで行き着かない。

 

ま、そんなことを語る以前に、今日は無理。物理的にテニスできる日ではなかった。セミがわんわん鳴いてる中でシングルなんてできるもんではない。試合中、ベンチ周りは影ないし。自分が見渡せる範囲で見た限り、まともに動けていたのは高校生くらいの選手と、同じクラブの若者サウスポーだけ。大人はみんな泡吹いていたし、まだ体のできていない中学生もさすがにきつそうだった。多分、さっさとミスして僕がG3-8で終わったのは必然だった。これ以上長くなったら、関節が溶けて腕が腐り落ちたと思う。生きて帰れて良かった。