BREAK BACK 16巻

久しぶりにサークルの練習へ。しばらくクラブのレッスンとか試合で行ってなかった。

午後3時から2時間。曇ってはいたが、気温と湿度の高さ、薄日で紫外線は強いという感じで、みんな暑さに参ってた。梅雨明けたらもっと暑くなる。高齢者の多いサークルなので、そろそろ死人が出ると思う。

 

試合やレッスンで掴み始めた感覚を意識して打った。意識しないように意識して打つというおかしな表現になってしまうが、形を考えて打たないように、ただ打ちたいボールだけを考えて、それに合わせて体が勝手に動くように意識した。

一つ意識するとすれば、前への体重移動の力で打たないこと。前足に体重を乗せきって打つのが軟式では基本だけど、硬式でそれすると大抵タイミングが遅れる。フォア、バックとも前に踏み込んだ足と、逆の足の間に重心を置いて、体重移動はあるけどあくまで体の回転で打つ。かな。

一人、年配の人がいて、薄いグリップでフラットに合わせてくるが、微妙なスライス回転で全然弾まないストロークを打ってくる。一番嫌なタイプ。俺のフォームに一番相性が悪い。擦り上げるようにしないと持ち上がらない。厚い当たりで打つとネットに突き刺さる。シングルスでやると速攻で自滅させられるパターンが目に浮かぶ。

サーブは最近トス上げてからテイクバックする1,2,3のリズムで調子が良い。左肘が伸びて、セカンドでも振り切れてダブルフォールトが減っている。本当はトスとテイクバックを同時にやって1,2で打つリズムがいいと思うけど、力感を感じられるフォームの感覚を大事にしたい。

 

ようやくBREAK BACKの16巻が出た。前巻から半年くらいかかってる。おかしくない?

元、硬軟ジュニアチャンピョンとの対戦の続きだ。これ見てると、ラリーを繋いでとか、どうでも良いように思う。おっさんになってから硬式始めた俺に、そんなラリーができる神経は育たないと思う。どこからでも打てる時は打っちゃえばいいと思う。

コラムで、ラケットを手で引くのか体で引くのかの違いというのも興味深い。最近、フォームを意識しないようにと考えていることと一致する。おっさんになって硬式始めて、性格的なこともあって理論から入ってしまいがちだけど、改めて気をつけなければと思う。

あと、軟式ではどうしてバックハンドの高い打点が打ちにくいのかという考察も興味深い。そもそも、バックハンドでの高い打点を打つ場面が殆どない。普通のストロークではそこまで弾まない。高い弾道のロブでやっとその高さに弾むけど、時間に余裕があるので大体は回り込んでフォアハンドで打つ。回り込めない時は前衛に捕まらないようにロブで深く返す。浅い時は打点を落として普通に打つという選択肢が生まれる。

軟式ではフラットで長く押すので、体が前に向く、というのは少し違う。アドサイドで引っ張る場合は、硬式の場合の説明と同じように体の開きを抑えて打ってる。グリップが厚いので、やややりにくいのは感じるけど、そうしないと左側に流れてしまうから。思いっきりボールに近づければ前向いて打てるけど、立ち位置上そうできないことも多いし。でも、説明読んでてバックの打ち方少しわかってきた気がする。今巻も買って良かったと思う。